2017年8月8日火曜日

督脈病

督脈病

督脈とは、背部背筋に沿った経絡で、陰陽12の経絡を通じさせ、外邪から身を守る働きがあります。
また、体を温め生命力を養う、上半身を下半身の気の巡りを正常化させる(心腎交通)、髄海を満たし脳を養うなどの重要な働きを持っています。

暑さ寒さの気温の変化が激しい、湿度が高い、気圧の変化が激しい・・・等、自律神経が大きく揺さぶられる環境に対応するのが督脈ですが、督脈が冷えて湿を帯びていると、環境ストレスに対応出来ず、様々な不具合が生じます。

1,運動器のトラブルが起こりやすい
頭痛、手足が痺れる、リウマチ、足腰、膝、関節の痛みが現れる

2,精神神経的なトラブルが起こりやすい
パニック発作を起こす、鬱病、気持ちが沈む、疲れやすい、不眠、朝がスッキリしない、頭が重く集中力に欠ける

3,脳のトラブルを起こしやすい
脳梗塞、パーキンソン病、認知症、物忘れ、アルツハイマー

4,自律神経的なトラブルを起こしやすい
眩暈、後頭部がモヤッとする不快感、フワフワ感、頭の詰まり、突然嫌な汗をかく、のぼせる、動悸、息苦しい、吐き気、下痢、便秘、足の冷え、むくみ等

5,免疫力が低下する
発ガン、リンパ球の低下、貧血、腫瘍マーカーがなかなか下がらない等

督脈病は、督脈が冷えや湿気で詰まり、流れが悪くなっている状態です。
ですので、その部分を温め、流れをよくし、湿を取り除いて邪を排泄する(温陽利湿活血、?風活絡止痛)ことで、上記全ての病状の回復につながります。

★松康泉で督脈を温め、タンポポ茶で湿を利水し、ショウキ温灸器で大椎を温めましょう!!!