2017年3月16日木曜日

牡蠣の効用

牡蠣の効用

先日、友人夫婦に連れられて、伊勢志摩の浦村に焼きガキを食べに行ってきました。
友人が、”60個は食べられるよ!”と豪語しており、ぶっ飛んでましたが、本当に意外に食べられるものですね・・・40個くらい食べたかも・・・笑

それにしても牡蠣の効果は凄いですよ!!!
食べた直後から、目の見え方が違いましたし、翌日はお肌プルプル。
そして、ここのところ口が淡かったり、苦かったりする味覚障害で悩んでいたのが、一気に治ってしまいました。
亜鉛が不足していたのかな?

牡蠣は中医学では滋陰作用のある食材で、体液や肝血を補う働きがあるために、お肌が潤い、さらに春先の眩暈やのぼせ、耳鳴りなどの肝血不足による症状を楽にしてくれます。
その滋陰作用の秘密は・・・低脂肪高タンパクの身にギュッと詰まった18種類の必須アミノ酸とグリコーゲン!

この必須アミノ酸は、肝臓の血液を増やし、貧血を改善・・・そして肝の穴である目の見え方をアップさせます。
牡蠣には吸収の良いヘム鉄もたくさん含まれていますので、妊娠したい方にもお勧め!

さらに、解毒を助ける、筋肉を作るなどの働きもあります。

また、あらゆる食材の中で、牡蠣に最も含有量が多いのが、亜鉛です。
亜鉛が不足すると、味覚障害を起こしたり、薄毛、白髪、免疫異常、精力減退、うつなどを呈しますので、これらの症状を緩和するには、牡蠣が一番です。

さらに、牡蠣には疲労回復、肝臓での脂質代謝を改善し、動脈硬化や老化を防ぐタウリンもたっぷりと含まれています。
動物性食品を敬遠している人にもお勧めしたい食材です。

ただし、牡蠣の季節は3月半ばで終わり・・・それ以降は、あさりやしじみ、ほたてなどの貝類や、牡蠣を加工した佃煮などで、栄養を補給してくださいね。
薬局では、手軽に摂れるスッポン+牡蠣の生命力の源サプリ・・・エネスポを提供しています。
アミノ酸の不足による、貧血や筋力低下に悩む方は是非こちらもお試しくださいね♪

2017年3月7日火曜日

肝を養う春の養生

肝を養う春の養生

春の季節の特徴は

1解毒代謝が盛んになる

★温かくなり血流がよくなってくると、冬場に溜めた栄養を代謝し、肝臓での解毒と排泄の働きが盛んになります
★毎日の食毒の解毒代謝+花粉や黄砂の到来で、肝臓は解毒に大わらわ
★進学や就職、職場の移動など、春先は出会いと別れ、そして環境の変化が大きく、精神的ストレスも大きな時期です
 体にとって毒性の強いストレスホルモンを解毒するのも肝臓の働きです
★肝が疲れ、解毒が追いつかなくなると・・・アレルギーが出る、花粉症にかかる、肌が乾燥してかゆく、発疹が出るなどの症状に見舞われます

養生法は

◎早めに就寝し、質の良い睡眠をとる
◎夕食は軽めに、食後に少し横になるのもOK
◎タンポポ茶や切り干し大根茶で解毒促進

2肝血が不足すると、上半身に熱の症状が出やすい

★肝は様々な変化に対応するよう各所に血液を分配しますが、血液が足りないと熱を持ちやすく、眩暈、のぼせ、耳鳴り、目赤、かすみ目、鼻の乾燥、頭痛などの症状を起こしやすい

養生法は

◎肝血、肝陰を補う食材をしっかりとる・・・レバー、赤身の肉、イカ、タコ、ほたて、牡蠣、あさり、しじみ、黒豆、黒胡麻、小豆、ひじき、プルーン、落花生、緑黄色野菜

3のどかな春は、ややもすると気持ちが落ち込みやすい

★冬場の日照不足は、セロトニンの生成を低下させています

養生法は

◎大豆製品を毎日とろう
◎朝起きたら、お日さまの光を浴びよう
◎リズム運動を取入れよう