2018年6月7日木曜日

自律神経失調と養生の仕方

自律神経失調のパターンと養生の仕方

自律神経は、交感神経と副交感神経という相反する2つの神経のシーソーにより調節されています。

交感神経が適度に働くことにより、快適に目覚め、気力が充実して、仕事や勉強などに対して意欲的に取り組むことができます。

ですが、交感神経が過剰に働き過ぎると、常に緊張を伴い、体が冷えて血流が悪くなり、オーバーワークとなり、心肺機能に負担をかけ、がんや動脈硬化を促進することにつながります。

逆に交感神経の働きが弱いと、やる気が起きない、集中力がなく散漫で、何となくダラダラとして1日が終わり、目標のない人生になりがちです。

次に、副交感神経が適度に働くことにより、美味しく食事が出来、充実した睡眠をもたらし、体内の解毒と細胞の作り替えがスムーズにいきます。

副交感神経の働きが過剰になると、穏やかに暮らせるのを通り過ぎ、痛みが出る、お腹が下るなどの解毒排泄反射が増して、辛くなります。

副交感神経の働きが弱ければ、眠れない、体の疲れがとれない、食欲が出ないなどの不具合が生じるので、このバランスはとても大切です。

最も良いのが、交感神経も副交感神経も適度に働いていることなのですが、なかなかそのような人は少なく、それぞれのタイプにより、なりやすい病気と気をつけたい養生があるので、ご紹介します。

1,交感神経も副交感神経も高い、スーパーマンタイプ
良く働き、勤勉で努力家ですが、遊びや趣味にも熱心で、オンとオフの使い方も上手く、人生充実しているタイプです。
ただ、どうしても活動量が多く、知らず知らずに無意識ストレスを溜め易いので、心肺機能をしっかり補ってあげることが大切・・・コルマータQ10、スーパー紅景天などで、心肺機能を保護し、補ってあげることで、活動に見合ったエネルギーを補給することができます。

2,交感神経が高く、副交感神経が低い、オーバーワークタイプ
趣味や楽しみよりも、仕事に生きるのがこのタイプで、残業や休日の仕事も当たり前、遊んでいることに罪悪感を感じるほどのワーカホリックぶりです。
食事や睡眠をそっちのけで働くタイプなので、解毒力が低下し、体の酸化が進みます。

その結果、がんや動脈硬化を最も招きやすいタイプです。
このタイプの方は、体の酸化を抑え、解毒を促進するという、清熱解毒型の養生が必要です。
タンポポ茶や、紫霊芝、紅豆杉などを補い、解毒力を高め、質の良い睡眠を取ってゆくことをお勧めします。

3,交感神経が低く、副交感神経が高い、まったりタイプ
マイペースでカリカリすることも少なく、リラックス上手で、楽しむこと大好きなタイプです。
このタイプの方は、アレルギーに悩まされることが多かったり、少し食べてもお腹を壊すことも多いので、暴飲暴食を避け、万寿酵素、腸活1.2兆などの発酵食品、乳酸菌でお腹の免疫を高めましょう。
また、ストレスに弱く、頑張りが効かない傾向があるので、コルマータQ10,棗参宝などで気血をしっかり補ってください。

4,交感神経も副交感神経も低い、ぐったりタイプ
このタイプの方は、長期不登校になったり、仕事に行けないことも多く、朝起きられず、食事も不規則、夜は熟睡できない・・・など生活リズムが崩れてしまっていることが多く、気持ちも塞がりがちな傾向にあります。
朝起きたら、おひさまの光をみる、決まった時間に食事をとる・・・などの生活リズムをつけてゆきましょう。
焦る気持ち、リラックスできない精神に、新ノーゲン、松康泉などの精神漢方を補うことで、リズムも整いやすくなります。