2016年10月18日火曜日

血圧の変動に注意

血圧の変動に注意

寒暖の差がとても激しい季節は、血圧も急に上がりやすく注意が必要です。
両親ともに高血圧があると、高血圧になる確率は2分の1,片親が高血圧であると遺伝する確率は3分の1,両親ともに血圧が低い場合は、その子供が高血圧になる確率は20分の1と言われています。

血圧が遺伝的に高い方は一般的に元気で、不具合を感じない場合があります。
それは、もともと高いポイントでセットされているためです。
しかし、寒暖の差が激しくなると、血圧のセットポイントも揺れ動きやすく、後頭部~首~肩へかけてのコリ、眩暈、耳鳴り、手足のしびれ、吐き気、動悸、のぼせなどを感じやすくなります。
 
血圧が高い方は、以下のことに気をつけて養生してみてください。

1,標準体重をオーバーしている方は体重を減らす

2,寒暖の差を衣服等で緩和する

3,過労と睡眠不足は厳禁

4,足の筋肉を使い、上下の血流を巡らす・・・ウォーキング、ストレッチ、筋トレなどを取入れる

5,気功や深呼吸などで、息を整える

6,瞑想など自分に合うストレス解消法を取入れる

7,塩分、甘い物、油物は控え、生野菜、果物(リンゴ、バナナなどカリウムを含む物)、酢などの酸味を利用した味付けを取入れる

8,タンポポ茶による解毒、おけつの大掃除の循環元、ストレスを緩和し首より上の血流を改善する新ノーゲンなど、必要に応じて補給する

2016年10月4日火曜日

逆流性食道炎

逆流性食道炎

夏の間、冷たい物や水分を摂りすぎたりしたことで、胃腸の弱りが見られる季節です。

一夏の間に、胃腸はかなり冷えて弱っています。
胃腸が冷えてくると、胃の血流を回復させようとして、胃に熱を持ちやすくなります。

すると、異常にお腹が空き、何だか胃の調子が悪いのだけど、食べると少し楽になり、空腹になるとまた、胃液が逆流したり、喉が焼けるような感じ、ムカムカする、お腹が張る、口が苦くてまずい・・・などの症状が現れやすくなります。
胃腸が疲れると、筋肉の締まりが悪くなり、普段は閉じている胃の入り口が緩んで、胃酸やガスが上昇しやすくなります。

秋は食欲の秋といわれるように、胃酸の分泌が増える季節ですので、もともと逆流性食道炎がある方、胃、十二指腸潰瘍、胃炎などのある方は、再燃しやすいじきですので要注意です。

上記の症状でお悩みの方は、
1,空腹時の甘い物を避ける・・・胃酸が増えて逆流しやすい他、胃腸の働きも止めてしまう

2,油物を避ける・・・胆汁などが増えて逆流しやすい

3,温かい、お粥、うどんなどに季節の野菜を入れて、消化に負担をかけないようにする

4,長芋、おくら、大根おろし、すりおろしりんごなど、粘膜の荒れを修復する食べ物をとる

5,漢方では胃粘膜の炎症を修復するマスマリン、胃酸の逆流に対応する鬼菊、粘膜を整える通竅等を用いる

等の養生で、しっかり整えてくださいね。