2017年1月17日火曜日

インフルエンザをサッサと治すには?

インフルエンザをサッサと治すには?

今年もインフルエンザがピークに流行してきましたね!!!
インフルエンザは感染しても発病させないことが、一番の養生・・・つまりどんどん解毒を促すことです。

人混みに出かけた時や、ちょっとだるい、何だか少し体が変?・・・のタイミングですぐに万寿酵素のタンポポ茶割りを服用しましょう。
朝昼晩と寝る前、1日3~4回の服用がお勧めです。
こうすることで、ウイルスが分裂して増殖する前に排泄してしまうことができ、感染しても発病に至るのを防いでくれます。

でも、運悪くこのタイミングを逃すと、ウイルスが増殖して発病に至ります。
つまり、半端ない寒気がきて、発熱が始まり、全身の関節や筋肉が痛みだしたら、これはもう腹をくくって、一連の免疫反応に身を任せ、それを後押ししてあげるしかありません。

インフルエンザの時に生じる発熱、関節や筋肉の痛み、頭痛などは、実は免疫反応によるもので、免疫がウイルスと戦っている時の症状です。
熱を上げてウイルスを殺そうとするほか、白血球の数を増やし、血流を一気に増やそうとするために、頭痛が起きます。
ウイルスをやっつけるために、サイトカインという化学物質が放出されますが、サイトカインが大量に放出されると多臓器不全を起こす危険があるために、PGE2(プロスタグランジンE2)という物質がそれを抑えて免疫を調整します。
ところがPGE2には関節や筋肉に痛みを作り出す働きや炎症を起こす働きがあるために、インフルエンザにかかると節々が痛くなるわけです。
この痛みをとるためには、松康泉や、SOD酵素のような抗酸化サプリをかなり大量に服用するとよいです。

体が、今回のウイルスを認識し、それに合うミサイルを作り出して撃沈するには3~7日かかります。
ミサイルもタンパク質から作られるので、アミノ酸が不足していると効率よくこの反応が進みません。
私のお勧めは、青汁の豆乳割りや、酵素玄米の豆乳割りを服用することです。
その他にスッポンのスープやサプリなども良いです。
勿論、万寿酵素のタンポポ茶割りは、基本として飲んでください。

こうすることで、ミサイルを作るまでの律速段階が早まり、早く終焉に向かわせることができます。
その他に、対処療法の漢方として、葛根湯、麻黄湯、小柴胡湯、柴胡桂枝湯、銀翹散、竹茹温胆湯、馬鞭草、肺風草等を適宜状況に応じて合わせます。

2017年1月10日火曜日

ご馳走続き後の金実不鳴

ご馳走続き後の金実不鳴

お正月明け、まだまだ新年会等でご馳走をいただく機会が多いかと思います。
皆さんが好むご馳走は、甘い物、揚げ物、動物性タンパク等、胃腸に負担をかけ、痰湿(解毒しきれていない老廃物)を生む食材が多いです。

胃腸の働きが落ちて、未消化の解毒しきれないものが血液中に多いと、免疫力が低下します。
これらのものの処理にエネルギーを要してウイルスや細菌を処理する力が不足するためです。
また、これらの未消化のものをエサに、ウイルス、細菌は増殖しやすく、気道の粘膜等に慢性の炎症を起こします。
この炎症を冷ますために、寄ってくるのが痰です。
濃い黄色の痰は、慢性炎症と闘った免疫細胞の死骸でもあります。

痰などが塞いで声が出なくなるのを金実不鳴といいます。
金は中医学の臓器で肺臓のことで、肺が痰などで詰まって実し、声が出なくなる・・・・という用語です。

こうなったら、食べ過ぎを避け、七草がゆの系統、大根おろしや大根粥、蓮根粥、青汁、すりおろしりんごなどで、少食にし、痰を取り除きましょう。

2017年1月7日土曜日

養生を始めたその日が底

養生を始めたその日が底

養生とは文字通り生きることを養うこと。
私達の日常生活は、わかっちゃいるけど止められない・・・ことがたくさんあると思います。
例えば、
1しんどくても頑張らねば生活が回っていかない
2私がやらなきゃ、誰も助けてくれない
3夜10時就寝なんてとても無理
4好きなものを好きなだけ食べないとストレスが溜まる
5体を動かす時間がない
等々・・・果たして本当にそうでしょうか?
体のために優先順位を入れ替えれば、もしかしたら簡単に解決できる問題かもしれませんよ♪

偏った考えの囚われ、生活習慣の乱れ、体が喜ぶ本来の食事とは別の燃料を入れてしまう・・・等々が即ち病気を作り出す原因です。
養生とは、それに気づいて心、生活、食の習慣を改善してゆくことで、体の中身を少しずつ総入れ替えしてゆくことです。

長い間に培われた今の体も、養生をはじめることで3日、3週間、3ヶ月・・・という具合に変化が見え始めます。
養生には手遅れはありません。
始めたその日が底とすれば、気長に楽しく続ければ、知らない間に元気な体に変わってゆきます。
焦りや短気はよくありません。
気長に、楽しくをモットーに養生なさってください。