2011年5月25日水曜日

梅雨に向けて

梅雨どきは乾物

お天気が良いのもつかの間
そろそろ梅雨の走りでしょうか・・・・。
梅雨時はお部屋も体もジメジメとしがちですね。
湿度が高いと、汗が蒸発しにくく体に湿熱がこもり、眩暈、気分の鬱ぎ、体が重くだるい、膀胱炎などの症状を起こしやすくなります。
こんなときは、水分の一気のみは止めて、逆に体の中を乾かす養生に努めます。
体の湿をうまくとってくれるものの代表が乾物です。
干し椎茸、切り干し大根、高野豆腐、湯葉、麩などをうまく利用してください。
特に胃腸が冷えて水気が溜まり、チャポチャポと音がしているような方、食欲が無い方、下痢や軟便が続いている方にはお勧めです。
カロリーも控えめで栄養価はとても高いアイテムです。

2011年5月18日水曜日

芒種までの養生法

 腰浴の勧め

今年は気温の変化、天候の変化が激しいですね。
日中は暑いのに、夜は長袖が必要ですし、晴れていたかと思ったら、突風や激しい雨・・・・。
このようなときは、自律神経やホルモン系、免疫系にとても負担をかけます。
頭がのぼせる方、急に血圧が上がる方、生理不順の方、ぎっくり腰、子宮のトラブル、イライラして疲れがとれない方・・・・こんな方々が大変に多く、これは肝、腎、脾の浄化槽が弱っている証拠です。

多くの方が半身浴を実行されておられますが、さらにお勧めなのが腰浴です。
たらいや、お風呂に熱めのお湯をはって、腰の部分のみ浸かります。
浸かっている部分は、お臍から下鼠径部まで、そして腰の部分です。
ちょうど肝腎脾の部分で、内臓の主要な神経と毛細血管が走っています。
ポイントは少しづつ熱めにしてゆくことです。(部分浴なので、長く浸かってもしんどくないです)
10分ほどたつと、手足の先までポカポカと温まってくるのがわかります。
20分もたつと汗がいっぱい♪

肝腎脾が強化されて、驚くほど疲れがとれますよ。
腰浴の後は、血圧の高い人も下がりますし、熟睡できます。
明くる日に大量の尿や便が出て、本当に爽快です。
全身浴ではこの効果はありません。
汗が出たら、体を洗って最後は軽く全身浸かって出てもかまいません。
仕上げは、手足に水をかけておあがりくださいね。

2011年5月7日土曜日

小満までの養生法

小満までの養生法  補脾補肺補腎

この先、湿気の多い梅雨を迎えます。
梅雨を乗り切るためには、体の水はけをよくするシステムを強化することがポイント♪
体に余分な湿が溜まると、体が重くだるい、頭がスッキリしない、体のあちこちに重い痛みがある、胃腸がスッキリしない、下痢しやすいなどのトラブルに見舞われやすくなります。

1,冷たい食べ物、飲み物を一気に摂らない
2,甘い物、油物をとりすぎない
3,肺脾腎を補う食べ物で湿を除きやすくする
を守ってくださいね。

補肺の食べ物・・・もち米、山芋、からし菜、蜂蜜、豆乳、サバ等
補脾の食べ物・・・穀類、山芋、じゃがいも、かぼちゃ、キャベツ、カリフラワー、いんげん、豆類、干し椎茸、栗、蜂蜜、鶏肉、牛肉、鮒等
補腎の食べ物・・・山芋、キャベツ、カリフラワー、豆類、ささげ、栗、胡桃、うなぎ等

体の湿をとりのぞき、快適に過ごすためには、肺脾腎を強化することがポイント!
皆様にもうおなじみの通竅は絶妙の補肺脾腎効果を発揮しますよ。
特にアレルギーのある方や、疲れてむくみやすい方、梅雨時に体がだるい方は今から服用くださいね!