2017年8月8日火曜日

督脈病

督脈病

督脈とは、背部背筋に沿った経絡で、陰陽12の経絡を通じさせ、外邪から身を守る働きがあります。
また、体を温め生命力を養う、上半身を下半身の気の巡りを正常化させる(心腎交通)、髄海を満たし脳を養うなどの重要な働きを持っています。

暑さ寒さの気温の変化が激しい、湿度が高い、気圧の変化が激しい・・・等、自律神経が大きく揺さぶられる環境に対応するのが督脈ですが、督脈が冷えて湿を帯びていると、環境ストレスに対応出来ず、様々な不具合が生じます。

1,運動器のトラブルが起こりやすい
頭痛、手足が痺れる、リウマチ、足腰、膝、関節の痛みが現れる

2,精神神経的なトラブルが起こりやすい
パニック発作を起こす、鬱病、気持ちが沈む、疲れやすい、不眠、朝がスッキリしない、頭が重く集中力に欠ける

3,脳のトラブルを起こしやすい
脳梗塞、パーキンソン病、認知症、物忘れ、アルツハイマー

4,自律神経的なトラブルを起こしやすい
眩暈、後頭部がモヤッとする不快感、フワフワ感、頭の詰まり、突然嫌な汗をかく、のぼせる、動悸、息苦しい、吐き気、下痢、便秘、足の冷え、むくみ等

5,免疫力が低下する
発ガン、リンパ球の低下、貧血、腫瘍マーカーがなかなか下がらない等

督脈病は、督脈が冷えや湿気で詰まり、流れが悪くなっている状態です。
ですので、その部分を温め、流れをよくし、湿を取り除いて邪を排泄する(温陽利湿活血、?風活絡止痛)ことで、上記全ての病状の回復につながります。

★松康泉で督脈を温め、タンポポ茶で湿を利水し、ショウキ温灸器で大椎を温めましょう!!!

2017年7月21日金曜日

梅雨明け10日は、熱中症に最も注意!!!

梅雨明け10日は、熱中症に最も注意!!!

例年より2日程早く、広い範囲で梅雨が明けました。
雨が降り足りないところもあるし、大雨の災害が出た地域もあり、どちらにしても尋常ではない気候です。

梅雨明け10日は、最も暑く湿気も多い日が続く時期と言われています。
すぐ近所まで、歩いて買い物に出ただけなのに、動悸や息切れがした・・・。
何だかクラクラッと眩暈みたいなのが来た!!!
と言われる方が、例年より増えており、これこそが熱中症のイエローカードです。

これは、クーラーで冷えた屋内から、暑い外に出たときに急激に起こりやすい症状で、寝不足、過労、血虚傾向(動物性のタンパク質の不足、あっさりした冷や麦などの食事で胃液が薄められている)のある方に起こりやすいです。

暑さのために、体に熱が籠もり、それを放熱しようとして末梢血管は拡張しています。

すると、心臓、肺、脳、消化管などの血流は不足するため、動悸、息切れ、めまい、食欲不振などの症状が出てきます。
こんな方は、コルマータQ10(心臓に多い補酵素+高麗紅参)で、心臓のポンプ力を強め、内臓への血液循環を回復させてください。

そして、この時期は寝不足や過労は禁物です。
できればお昼寝も30分程度していただきたいです。
玄米菜食等をされている方も、血が不足すると熱中症を起こしやすくなるので、白身の魚、イカ、タコ、ささみなどの良質の動物性タンパクを取入れてください。
貧血気味の方は、たまにはウナギや焼き肉で補血してくださいね。

2017年7月11日火曜日

気候ストレス警報発令中!!!

気候ストレス警報発令中!!!

ここ数年、年々気候が激しくなってゆく感じがありますが、梅雨に入ってからの体に与える影響は絶大です。
持病が悪化している人、突然の発作(脳出血や心筋梗塞など)に襲われた人、まだ寿命と思われないのに、亡くなった人・・・・などが多く、こちらも心に堪えます。

高温多湿の最近の気候が、自律神経に与える影響は多大で、ホルモン系、免疫系まで影響をもたらし、あっという間にストレス閾値を超えてしまいます。
60兆個の細胞にとってのストレスとは

1,物理的ストレス・・・暑さ寒さ、気圧の上下、湿気と乾燥、騒音、放射線、紫外線


2,化学的ストレス・・・酸アルカリ、活性酸素、薬品毒、低酸素、低栄養、高血糖

3,生物学的ストレス・・・細菌、ウイルス、炎症、発ガン、老化

4,精神的ストレス・・・不安、孤独、恐怖、情志不遂、うつ

等で、気候がこれだけ激しい・・・ということは全ての人において、ストレスレベルがレッドゾーンまできている!!!
ということなんです。
ですので、気候ストレス以外のストレスをこれ以上重ねないことが大切です!!!
とくに、心の持ち方がストレスを緩和しますので、ご参考ください。

★しんどいと感じたら、とにかく寝ることを優先する(寝不足していると、突然の発作や熱中症に見舞われやすい)

★やらねばならないと本人は思っているが、実はそれは勝手に自分で決めつけているだけのことが多い
やりたいことだけを、やればいい!!くらいの気持ちに切り替えて、無理を防ごう

★強い精神ストレスに遭遇したとき・・・不安な気持ちで過ごしても、今日一日を楽しく過ごそうと思っても、何ら状況は変わらない!
けれども、気持ちの選択次第で、未来は大いに変化する。

2017年7月5日水曜日

冷麺レシピ


冷麺レシピ

トマト、ズッキーニ、ナスなど取れ立ての夏野菜をたくさん頂いたので、冷麺にしました。
冷やし中華というと、ハム、きゅうり、卵が定番で、さらに人参、トマト、ネギ、刻みノリなどはよく見かけます。

我が家は、お腹が冷えやすい家族がいるので、冷やし中華の定番は、油揚げ、高野豆腐、切り干し大根などの乾物もよく登場しますが、今日は夏野菜の冷麺です。

夏野菜は、火を入れると冷やす働きが低下し、利尿解毒効果が高まるので、冷え性向きの調理法になります。
本日は、ズッキーニとナスはごま油で炒め、冷性を少し緩和してみました。

材料
具・・・きゅうり、トマト、人参、卵とハムを炒めたもの、ズッキーニとナスのごま油炒め

麺・・・台湾の朝市で仕入れてきた、南瓜入りトウショウメン

たれ・・・めんつゆ1:玄米黒酢1、蜂蜜少々、ごま油大さじ1,すりごま、刻みネギ


平ぺったいトウショウメンは、たれの絡みがよく、とても美味しくできました。
きしめんとかでも、面白いかも・・・(笑)

2017年6月14日水曜日

梅雨時病

梅雨時病

梅雨入りしたにもかかわらず、からっとした晴天が続いています。
気分はよく有り難いはずなのに、体調を崩されている方が意外に多いです。

梅雨入り前まで、真夏の蒸し暑さだったのが、ここのところの乾燥した西風と朝晩の気温低下で、体表面の湊理が閉じてしまったために、体は汗をかけなくなり、熱と湿を溜め込みやすくなっています。

その結果、下半身が冷えて上半身がのぼせることによる、めまい、フワフワ、動悸、息切れ、耳鳴り、頭がボウッ~とする感じなどに悩まされる方が増えています。
また、消化管に余分な水分が停滞して、下痢や軟便を繰り返す症状もとても多いです。

人だけでなく、我が家のニャンズも軟便、吐き戻しなどの症状が入れ替わり立ち替わり見られます。

この時期のお助け食材は、スイカやマクワウリなどの瓜類です。
利尿効果があり、体の余分な湿熱を上手く利水してくれるので、体の重だるさがスッキリします。
冷え性の方は、冷蔵庫で冷やさずに常温でいただいてください。

さらに、トマト、キュウリなどの夏野菜をスープに入れたり、炒め物にしたりして、火を通すことにより、体を冷やす働きは低下して、利尿効果が高まるので、体が浮腫んで冷えている方にお勧めです。

漢方では、タンポポ茶や升降丹などがお勧めとなります。

足が冷えてむくみ、頭がフワフワして眩暈がする人は、足湯をしたり、足首を雑巾絞りするようにマッサージして、足を温め刺激し、上下の気を巡らせてください。
これで、この時期の大半の不調は取り除けますよ♪

2017年6月8日木曜日

コーヒーとのお付き合い

コーヒーとのお付き合い

薬局店頭でよくご相談を受けるのが、”コーヒーはのんでよいですか?”というもの。

コーヒーというと、カフェインが多くて良くないのでは???
という話しになりますが、カフェインは緑茶や紅茶にもたくさん含まれていますからね・・・。

コーヒーが飲みたいのだけど、コーヒーを飲んで、イライラする、動悸がする、眠れなくなる、肩が詰まってくる・・・などの血流障害を感じる方や、高血圧を気にしておられる方は、デカフェ(カフェイン抜きのコーヒー)にされれば良いと思いますよ。

私は大のコーヒー好きで、お酒は止められても、コーヒーを止めるのは辛いです。
私の場合コーヒーは
1,朝の気持ちをシャキッとさせる
2,仕事の集中力を高める
3,夜はリラックスモードで寝付きをよくする
などの理由で、1日3~6杯くらいはいただいています。

今日はコーヒーについて、カフェインではなく、クロロゲン酸(抗酸化作用の強いポリフェノール)の作用についてご紹介してみたいと思います。
コーヒーに断然多く含まれているのがクロロゲン酸で、コーヒーの複雑な旨みと香りの元になるものです。

クロロゲン酸は、細胞の酸化を防ぐポリフェノールの1つで、抗酸化、頭痛などの痛み防止作用の他、酸化防止による老化の抑制の働きを持っています。

さらに、糖尿や、コレステロールが高い方に朗報です。
食前にコーヒーを飲んでから、食事をすると、血糖値の立ち上がりを抑制します。
これは、クロロゲン酸が、糖質分解酵素の働きを抑制すること、腸管からのブドウ糖の吸収を和らげること・・・によるようです。
また、肝臓での脂肪燃焼を亢進させ、エネルギーを作り出す力を作り出します。

デスク仕事の方や、メタボを気にしておられる方は、食前や食事中、間食前などにコーヒーをブラックで飲まれるとよいかと思います。
胃に来る方は、アメリカンや薄めのドリップで。
どうしても抵抗があれば食後でもかまいません。

クロロゲン酸は、深入りのローストタイプでは少なくなりますので、浅煎り~中煎りのグアテマラや、モカマタリ、ブルーマウンテンなどがお勧めです。
インスタントよりも、やはり新鮮な豆をドリップしたものをお勧めします。
勿論、デカフェでもクロロゲン酸は含まれているので大丈夫です!!!

2017年5月24日水曜日

日本人に多い痰湿、痰熱体質

日本人に多い痰湿、痰熱体質

日本は海に囲まれて湿度が高いこと、刺身や海藻など生ものを多食することなどで、体に余分な湿気を溜めやすい民族と言われています。
水分代謝が悪く、体内に滞った余分な水分を痰湿といい、熱を帯びたものを痰熱といいます。
これらの水分代謝障害を、東洋医学では水毒といい、様々な不快症状をもたらします。


典型的な水毒症状は???
関節が重だるい 咳やゼロゼロした痰が出る むくみ 水太り 脂肪太り セルライト 重くだるい腰痛や肩こり 不眠 化膿症 乳ガン リンパ節の腫れ 甲状腺の腫れ グリグリ ガングリオン しこりやおでき 眼球突出 メタボ 食欲不振 動悸 眩暈 胸苦しい 頭がスッキリしない・・・等々。

これらの水毒症状を解決する方法は、活血(血流をよくすること)と化痰(体内に停滞した水分を取り除くこと)です。
これには、穿山薯預という漢方が非常に有効で、穿山薯預は生薬の中でも、活血と化痰の働きを併せ持つ非常に珍しい漢方です。
水毒症状は、それそのものに病状が長引き治りにくい・・という粘滞性質がありますが、穿山薯預を3ヶ月以上服用することで、気になるしこりが消えて手術を免れた方、メタボ検診がクリアーできた方、バセドウ病による眼球突出がへこんだ、長引く咳痰が治まった等、多くの喜びの声をいただいています。

2017年5月17日水曜日

リズムで体調が整う

リズムで体調が整う

人が病気になったり、気持ちが沈んでやる気がなくなってしまったり・・・という時には何らかの加減でその人の体内リズムが壊れていることが多い。
リズムがうまく整っていると、少々のストレスがあっても、素早く復元できる。

体調を崩している人は、1日の生理リズム(起床、排泄、食事、活動、就寝)のパターンを再度構築して、なるべく大きくずれないように実行されるとよい。
起床や就寝時間、食事時間があまりにもバラバラだと、体の代謝リズムというのも整いにくい。
そういった意味で、昼夜三交代勤務などは、年齢と共に体に堪える職業だと思うけれど、それもある程度パターン化出来ていると、人の体は適応出来るように出来ているので、たいしたものです。

次に、仕事のペースや、遊びのペースなども、やはり自分のリズムというのがあり、全くリズムが合わない方と一緒に行動したり、相手のペースに合わせすぎていると、自分のリズムが崩れて、体調を壊しかねないので、常に自分の位置に戻ってくることも大切です。

そして、三つ目は、壊れているリズムを素早く取り戻す方法!!!
それは、リズム運動です。
例えばウォーキング・・・かかとに定期的に加重がかかることにより、体内リズムがうまくリセットされ、ホルモンなどの内分泌系統もうまく働き出したり、歩くリズムにより、セロトニンが放出され、知らない間に気鬱などが改善されやすくなります。
悶々と悩んでばかりいる人は、頭ばかり充血し、手足の筋肉を働かせるリズム運動や作業を嫌う傾向にあります。

ウォーキングばかりでなく、ダンスや、歌いながら踊る、楽器を演奏する・・・などもとても効果的です。
特にリズム楽器・・・打楽器、ギター、ベース、ピアノなどお勧めですよ♪

2017年5月6日土曜日

薬草蒸しの効用

野草蒸しの効用

心と体をリラックスさせて免疫力をアップするお手当ての1つに野草蒸しがあります。

ヨモギや、スギナ、ドクダミなどでなくてもOK・・・野草の種類は問いません。
田んぼの畔などに咲く、朝の露ぶいたフレッシュな野草を大きなざるに一杯摘んできて、軽く水洗いして、厚手の綿袋に詰めます。

多少、土がついていたり、犬の尿などがついていたりするかもしれませんが、それも自然のものなので、ヨシとする勇気をもってください。
そして、綿袋のまま、蒸し器に入れて10分程度蒸し、蒸し上がった袋ごと、バスタオルなどでくるんで、お腹に乗せたり、背中の督脈に当てたりします。

野草の生命力はとても強いものです。
植物は動物と違って、動くことが出来ない分、様々なホルモン様物質を出して、生命力を高めます。
自然に身を任せ、自然に包まれて、自分も自分らしさを取り戻して、自然の一部として生きることが、生命力を高めることにつながります。
その温かさと、アロマを存分に楽しんでくださいね。

ここ大垣近辺の皆様は、大垣市波須の田辺温熱さんの薬草温熱蒸し風呂も体験してみてください。
伊吹薬草の効能高い蒸気が、樽の下から蒸し上がり、下半身から気持ちよく温まります。

子宮や、腎、膀胱経の病気の方、赤ちゃんが欲しい方、更年期の症状が辛い方には特にお勧めですヨ♪

2017年4月25日火曜日

生命を育む愛

生命を育む愛

2月の”がん治っちゃったよIN福山”についで、ここ大垣の地(田辺温熱保養所さん)で、二度目の杉浦タカさんのトーク&ライブを聴きました。
タカさんのライブは何度聴いても新たな感動があり、生きるためのスイッチが入る人が続出するのも、腑に落ちる。

生き物は本当は、寿命が来るまでは、生きることが出来るのだと思うけれど、幼い頃からの環境で、自分を傷めつけるライフスタイルが、潜在意識的に植え付けられてしまうと、知らず知らずのうちに、生命力を削ぎ落とす行為をしてしまう。

私もそうだったけれど、多くの日本人は
”欲しがりません!!!勝つまでは!”
”人に負けるな、追いつけ追い越せ”
”辛くても、ベソをかくな!歯を食いしばって頑張れ”
”愚痴を言うな!心は辛くても顔では笑え!”
などと教育されてきたのではないでしょうか?

幼い頃に、このような教育をされていると、”今のままの自分では全くダメ、もっともっと頑張らねばダメだ”
”頑張らない自分は認められない(愛されない)”
”遊ぶこと、楽しむことは罪悪・・・・とにかく努力しまくらねば・・・”
と、体が悲鳴をあげていても、心の辛さに気づかない・・・何故か?・・・それが当たり前だと教育されているから・・・。
これが長く続くと、致死的な病気を発病する・・・・いわば、病気にでもならないと気がつかない。

私は、生命を育む物は、無償の愛だと思う。
母親なら誰しも、我が子に頬ずりをし、”あなたがこの世に存在するだけで、幸せ!”

と思う瞬間を経験しているでしょう。
例え出来が悪くても、やんちゃでも、手放しに愛おしい。

その愛こそが、60兆個の細胞を輝かせ、生きるエネルギーをもたらすのでは???
”大丈夫!いつも愛してるよ、どんな困難もちゃんとあなたなら乗り切れる!”
と自分を信じて、愛してあげましょう。
あなたの大事な家族にも同じ気持ちで接しましょう。
全ての生き物や、あなたの苦手な人にもそんな気持ちで接してみたら・・・・生命力は泉のように湧いてくる。

人を嫌うこと、傷つけること、否定することは、自分を傷める事と同じ・・・。
何故なら、脳は自己と非自己を区別することは出来ないので、他人に向けた感情でも嫌な感情は脳を疲弊させ、すべて我が身に返ってくるしくみ・・・。

今日、タカさんは、熱弁と熱唱で、皆さんに愛を注いでくれましたね。
私達も、同じようにこの愛の輪を拡げ、1人1人の命をより大きく丈夫に育んで行きたいですね♪

2017年4月11日火曜日

気象シンドローム・・・重だる脚

気象シンドローム・・・重だる脚

3月の終わりから、しばしば脚のだるさに悩まされ、夜中に脚を上に上げてゴキブリ体操をしている。
糖尿病や肝臓病でもなく、激しく筋肉疲労したわけでもない。
しいていえば、毎日ほぼ立ち仕事か、腰掛けに座った状態で仕事していて、ここのところ運動量は少なめかも・・・。

調べてみた結果、重だる脚は、気象シンドロームとも呼ばれ、20~40代の8割以上の女性が悩まされており、3月から急上昇し、6月にピークを迎え、9月の末頃から減り始める・・・ということ。

これには、3月を迎えると徐々に平均気圧が下がり始め、逆に気温と湿度は上昇しはじめることが、大きく関係しているとのこと。

★気圧が下がると、外圧が低下するために、脚の筋肉がゆるみ、ポンプ力(筋肉により血流を心臓に戻す力)が低下し、むくみ、老廃物が溜まりやすくなる

★湿度が高くなると、汗が蒸発しにくく、水分が貯留しやすくなる

★気温と湿度が高くなると、自律神経の調整が乱れ易く、代謝も鈍くなり、解毒排泄力が低下する

そして、脚のだるさを感じている方は、そうでない方に比べ、頭痛、肩こり、不眠、イライラ、体のだるさ、胃の不調などの自律神経失調症状も3割程度多いとの報告があり、非常に興味深い。

特に男性よりも圧倒的に女性に多く、月経がある年代の女性に多いことから、私は肝血虚が大きく関係しているのでは???
と思っている。
肝血が不足すれば、肝の疏泄力が低下し、すなわち自律神経の乱れが生じやすい。
血虚があれば、心臓のポンプ力やふくらはぎの筋力も低下するために、脚がむくみやすい。

例えば、炭水化物でお腹を膨らませ、良質なタンパク質が不足していれば、筋力も低下し、運動嫌いになる。
特に麺類は痰湿を溜めやすく、排泄力が低下しやすくなる。

養生は、食事から変えてゆくことが大切。
麺類や丼ものは炭水化物加重になるため、一汁二~三菜の和定食がお勧め。
動物性タンパク質が全タンパク質の三分の一を下回らないように注意したい。
水分代謝が悪い方は、タンポポ茶とコルマータQ10やエネスポの併用がお勧め。
長時間の座りっぱなしや、立ちっぱなしは、どちらも脚に負担がかかるので、こまめに姿勢を変えたり、かかとの上げ下げ運動、散歩、ストレッチ、少し熱めの足湯なども心がけてください。

2017年3月16日木曜日

牡蠣の効用

牡蠣の効用

先日、友人夫婦に連れられて、伊勢志摩の浦村に焼きガキを食べに行ってきました。
友人が、”60個は食べられるよ!”と豪語しており、ぶっ飛んでましたが、本当に意外に食べられるものですね・・・40個くらい食べたかも・・・笑

それにしても牡蠣の効果は凄いですよ!!!
食べた直後から、目の見え方が違いましたし、翌日はお肌プルプル。
そして、ここのところ口が淡かったり、苦かったりする味覚障害で悩んでいたのが、一気に治ってしまいました。
亜鉛が不足していたのかな?

牡蠣は中医学では滋陰作用のある食材で、体液や肝血を補う働きがあるために、お肌が潤い、さらに春先の眩暈やのぼせ、耳鳴りなどの肝血不足による症状を楽にしてくれます。
その滋陰作用の秘密は・・・低脂肪高タンパクの身にギュッと詰まった18種類の必須アミノ酸とグリコーゲン!

この必須アミノ酸は、肝臓の血液を増やし、貧血を改善・・・そして肝の穴である目の見え方をアップさせます。
牡蠣には吸収の良いヘム鉄もたくさん含まれていますので、妊娠したい方にもお勧め!

さらに、解毒を助ける、筋肉を作るなどの働きもあります。

また、あらゆる食材の中で、牡蠣に最も含有量が多いのが、亜鉛です。
亜鉛が不足すると、味覚障害を起こしたり、薄毛、白髪、免疫異常、精力減退、うつなどを呈しますので、これらの症状を緩和するには、牡蠣が一番です。

さらに、牡蠣には疲労回復、肝臓での脂質代謝を改善し、動脈硬化や老化を防ぐタウリンもたっぷりと含まれています。
動物性食品を敬遠している人にもお勧めしたい食材です。

ただし、牡蠣の季節は3月半ばで終わり・・・それ以降は、あさりやしじみ、ほたてなどの貝類や、牡蠣を加工した佃煮などで、栄養を補給してくださいね。
薬局では、手軽に摂れるスッポン+牡蠣の生命力の源サプリ・・・エネスポを提供しています。
アミノ酸の不足による、貧血や筋力低下に悩む方は是非こちらもお試しくださいね♪

2017年3月7日火曜日

肝を養う春の養生

肝を養う春の養生

春の季節の特徴は

1解毒代謝が盛んになる

★温かくなり血流がよくなってくると、冬場に溜めた栄養を代謝し、肝臓での解毒と排泄の働きが盛んになります
★毎日の食毒の解毒代謝+花粉や黄砂の到来で、肝臓は解毒に大わらわ
★進学や就職、職場の移動など、春先は出会いと別れ、そして環境の変化が大きく、精神的ストレスも大きな時期です
 体にとって毒性の強いストレスホルモンを解毒するのも肝臓の働きです
★肝が疲れ、解毒が追いつかなくなると・・・アレルギーが出る、花粉症にかかる、肌が乾燥してかゆく、発疹が出るなどの症状に見舞われます

養生法は

◎早めに就寝し、質の良い睡眠をとる
◎夕食は軽めに、食後に少し横になるのもOK
◎タンポポ茶や切り干し大根茶で解毒促進

2肝血が不足すると、上半身に熱の症状が出やすい

★肝は様々な変化に対応するよう各所に血液を分配しますが、血液が足りないと熱を持ちやすく、眩暈、のぼせ、耳鳴り、目赤、かすみ目、鼻の乾燥、頭痛などの症状を起こしやすい

養生法は

◎肝血、肝陰を補う食材をしっかりとる・・・レバー、赤身の肉、イカ、タコ、ほたて、牡蠣、あさり、しじみ、黒豆、黒胡麻、小豆、ひじき、プルーン、落花生、緑黄色野菜

3のどかな春は、ややもすると気持ちが落ち込みやすい

★冬場の日照不足は、セロトニンの生成を低下させています

養生法は

◎大豆製品を毎日とろう
◎朝起きたら、お日さまの光を浴びよう
◎リズム運動を取入れよう

2017年2月15日水曜日

若い方にも多い咳喘息

若い方にも多い咳喘息

最近、咳がなかなか止まらない・・・というご相談が目立ちます。
風邪などをきっかけに咳のみが二週間以上続く・・・ということがあれば咳喘息かもしれません。

咳喘息の特徴は
*湯気を吸い込むと出る
*夜間や寝入りばな、明け方に出る
*冷たい空気を突然吸ったときに出る
*人混み、電車に乗ったとき、エアコンの風が当たったときなど、空気の変化で出る
*会話をしたり、笑ったりしたときに出る
*線香の煙、タバコの煙、香水などで刺激されて出る
*ラーメンなどをすする、熱い飲み物の湯気を吸ったときなどに出る
*咳が出だすと、連続して出て止らず、ぜいぜい痰が絡んで息苦しい
*息を吐くのが苦しい
*以前にもこんな発作が出た


これは、気道の粘膜がなだらかでなく、荒れているために少しの刺激でも敏感に反応してしまう・・・いわゆる粘膜病です。
気道の壁に炎症が起きると、免疫細胞が集まり、粘液が異常に増えます。
炎症で敏感になった気道が、痰などの存在で狭くなると、息が苦しくなり、やがて心臓にも負担がかかります。

粘膜を荒らす最大の原因は、寝不足と過労と空気の乾燥です。
さらに、甘い物の食べ過ぎは痰を生み、揚げ物や炒め物、スナック菓子などの摂りすぎは、炎症を助長します。
症状がひどいときは、餃子やキムチ、香辛料全般は避けましょう。

粘膜をなだらかに整える食べ物は、長芋、里芋、大根、蓮根、おくら、なめこなど。
漢方では、通竅を用います。

通竅には、冬虫夏草、紅参、紫蘇が配合されており、冬虫夏草は肺と腎を、紅参と紫蘇は肺と脾を補い、呼吸を整え、気道粘膜の炎症を防ぎ、咳喘息の辛い症状を取り除いたり、予防する働きがあります。

これから黄砂や花粉、大陸からの汚染物質を含む風が吹く季節ですので、通竅+養生で体調を整えてください。

2017年2月9日木曜日

インフルエンザの時期に気をつけたい食事

インフルエンザの時期に気をつけたい食事

1,食べ過ぎを避けて腹7~8分
毎回の食事をお腹が苦しくなるほど食べたり、間食をしたりすると、免疫力が食べ物のチェックの方に回されてしまうので、”まだ少し食べたいな・・・”程度のところで留めておきます。

2,甘いおやつや、スナック菓子のようなものでお腹を膨らませてしまうと、食事が摂れなくなり、必要な栄養素が不足するので、ほどほどに。

3,野菜やタンパク質がバランス良く入った鍋物が、この季節のお勧め。

4,鼻や喉の粘膜が乾燥すると、粘膜免疫が低下して、インフルエンザに罹りやすくなります。
粘膜の乾燥を助長する最大の原因が睡眠不足ですので、冬場はなるべく夜更かしを避けます。
また、糖分は痰を生み、揚げ物、炒め物、スナック菓子などは粘膜の炎症を生みますので、多食しないよう気をつけましょう。

逆に粘膜を丈夫にする食材は、長芋、里芋、おくら、納豆、なめこ、もずくなどのネバネバ食品や、蓮根、大根おろしなどです。

5,食後は、歯磨きや口ゆすぎなどで、口腔の清潔を保ちます。
唾液中に雑菌が多いと、ノイラミニダーゼという酵素が作られ、これがインフルエンザウイルスの分裂増殖を促進させます。

2017年1月17日火曜日

インフルエンザをサッサと治すには?

インフルエンザをサッサと治すには?

今年もインフルエンザがピークに流行してきましたね!!!
インフルエンザは感染しても発病させないことが、一番の養生・・・つまりどんどん解毒を促すことです。

人混みに出かけた時や、ちょっとだるい、何だか少し体が変?・・・のタイミングですぐに万寿酵素のタンポポ茶割りを服用しましょう。
朝昼晩と寝る前、1日3~4回の服用がお勧めです。
こうすることで、ウイルスが分裂して増殖する前に排泄してしまうことができ、感染しても発病に至るのを防いでくれます。

でも、運悪くこのタイミングを逃すと、ウイルスが増殖して発病に至ります。
つまり、半端ない寒気がきて、発熱が始まり、全身の関節や筋肉が痛みだしたら、これはもう腹をくくって、一連の免疫反応に身を任せ、それを後押ししてあげるしかありません。

インフルエンザの時に生じる発熱、関節や筋肉の痛み、頭痛などは、実は免疫反応によるもので、免疫がウイルスと戦っている時の症状です。
熱を上げてウイルスを殺そうとするほか、白血球の数を増やし、血流を一気に増やそうとするために、頭痛が起きます。
ウイルスをやっつけるために、サイトカインという化学物質が放出されますが、サイトカインが大量に放出されると多臓器不全を起こす危険があるために、PGE2(プロスタグランジンE2)という物質がそれを抑えて免疫を調整します。
ところがPGE2には関節や筋肉に痛みを作り出す働きや炎症を起こす働きがあるために、インフルエンザにかかると節々が痛くなるわけです。
この痛みをとるためには、松康泉や、SOD酵素のような抗酸化サプリをかなり大量に服用するとよいです。

体が、今回のウイルスを認識し、それに合うミサイルを作り出して撃沈するには3~7日かかります。
ミサイルもタンパク質から作られるので、アミノ酸が不足していると効率よくこの反応が進みません。
私のお勧めは、青汁の豆乳割りや、酵素玄米の豆乳割りを服用することです。
その他にスッポンのスープやサプリなども良いです。
勿論、万寿酵素のタンポポ茶割りは、基本として飲んでください。

こうすることで、ミサイルを作るまでの律速段階が早まり、早く終焉に向かわせることができます。
その他に、対処療法の漢方として、葛根湯、麻黄湯、小柴胡湯、柴胡桂枝湯、銀翹散、竹茹温胆湯、馬鞭草、肺風草等を適宜状況に応じて合わせます。

2017年1月10日火曜日

ご馳走続き後の金実不鳴

ご馳走続き後の金実不鳴

お正月明け、まだまだ新年会等でご馳走をいただく機会が多いかと思います。
皆さんが好むご馳走は、甘い物、揚げ物、動物性タンパク等、胃腸に負担をかけ、痰湿(解毒しきれていない老廃物)を生む食材が多いです。

胃腸の働きが落ちて、未消化の解毒しきれないものが血液中に多いと、免疫力が低下します。
これらのものの処理にエネルギーを要してウイルスや細菌を処理する力が不足するためです。
また、これらの未消化のものをエサに、ウイルス、細菌は増殖しやすく、気道の粘膜等に慢性の炎症を起こします。
この炎症を冷ますために、寄ってくるのが痰です。
濃い黄色の痰は、慢性炎症と闘った免疫細胞の死骸でもあります。

痰などが塞いで声が出なくなるのを金実不鳴といいます。
金は中医学の臓器で肺臓のことで、肺が痰などで詰まって実し、声が出なくなる・・・・という用語です。

こうなったら、食べ過ぎを避け、七草がゆの系統、大根おろしや大根粥、蓮根粥、青汁、すりおろしりんごなどで、少食にし、痰を取り除きましょう。

2017年1月7日土曜日

養生を始めたその日が底

養生を始めたその日が底

養生とは文字通り生きることを養うこと。
私達の日常生活は、わかっちゃいるけど止められない・・・ことがたくさんあると思います。
例えば、
1しんどくても頑張らねば生活が回っていかない
2私がやらなきゃ、誰も助けてくれない
3夜10時就寝なんてとても無理
4好きなものを好きなだけ食べないとストレスが溜まる
5体を動かす時間がない
等々・・・果たして本当にそうでしょうか?
体のために優先順位を入れ替えれば、もしかしたら簡単に解決できる問題かもしれませんよ♪

偏った考えの囚われ、生活習慣の乱れ、体が喜ぶ本来の食事とは別の燃料を入れてしまう・・・等々が即ち病気を作り出す原因です。
養生とは、それに気づいて心、生活、食の習慣を改善してゆくことで、体の中身を少しずつ総入れ替えしてゆくことです。

長い間に培われた今の体も、養生をはじめることで3日、3週間、3ヶ月・・・という具合に変化が見え始めます。
養生には手遅れはありません。
始めたその日が底とすれば、気長に楽しく続ければ、知らない間に元気な体に変わってゆきます。
焦りや短気はよくありません。
気長に、楽しくをモットーに養生なさってください。