2016年10月4日火曜日

逆流性食道炎

逆流性食道炎

夏の間、冷たい物や水分を摂りすぎたりしたことで、胃腸の弱りが見られる季節です。

一夏の間に、胃腸はかなり冷えて弱っています。
胃腸が冷えてくると、胃の血流を回復させようとして、胃に熱を持ちやすくなります。

すると、異常にお腹が空き、何だか胃の調子が悪いのだけど、食べると少し楽になり、空腹になるとまた、胃液が逆流したり、喉が焼けるような感じ、ムカムカする、お腹が張る、口が苦くてまずい・・・などの症状が現れやすくなります。
胃腸が疲れると、筋肉の締まりが悪くなり、普段は閉じている胃の入り口が緩んで、胃酸やガスが上昇しやすくなります。

秋は食欲の秋といわれるように、胃酸の分泌が増える季節ですので、もともと逆流性食道炎がある方、胃、十二指腸潰瘍、胃炎などのある方は、再燃しやすいじきですので要注意です。

上記の症状でお悩みの方は、
1,空腹時の甘い物を避ける・・・胃酸が増えて逆流しやすい他、胃腸の働きも止めてしまう

2,油物を避ける・・・胆汁などが増えて逆流しやすい

3,温かい、お粥、うどんなどに季節の野菜を入れて、消化に負担をかけないようにする

4,長芋、おくら、大根おろし、すりおろしりんごなど、粘膜の荒れを修復する食べ物をとる

5,漢方では胃粘膜の炎症を修復するマスマリン、胃酸の逆流に対応する鬼菊、粘膜を整える通竅等を用いる

等の養生で、しっかり整えてくださいね。

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