2016年12月7日水曜日

督脈の温灸手当て

督脈の温灸手当て

寒い季節になると、特に体は緊張しやすくなりますね。
首筋~大椎にかけて冷えが入ると頭への血流が低下しやすくなり、体は血圧を上昇させて脳に血を送ろうとします。
そうなると交感神経がますます緊張し、体は戦闘態勢に入ってしまうので要注意です。


大椎からブラのホックがある位置くらいまでの背筋を温灸器、服の上から低温アイロンがけ、仲の良い人同士でさすりあう・・・などの手当てがお勧めです。
その部分は、特に副交感神経を刺激するラインですので、不安や緊張がとれて気持ちが穏やかになり、血流も良くなります。

猫ちゃんが、ビックリしたときに、自分で毛繕いするのがちょうどその部分です。
そこを自分で舐めて刺激することで、不安解消の神経伝達物質・・・セロトニンが放出されリラックスすることを本能的に知っているのですね♪

消化器、泌尿器にトラブルがある方は、さらに仙骨のあたりまでの、背筋も丁寧に温めてゆくとよいです。
ご自分で、気持ちが良い~楽やなぁ~と思われる部分が冷えて滞っている場所です。

お手当ての時間は、冷え具合や体の具合により、人それぞれですので、心地よい程度が目安です。
何分間、義務のようにやる・・・のでなくその日の気分や具合により、体の声を聴きながら各自調整してみてくださいね。

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