2010年6月8日火曜日

のぼせ症に足湯

目に青葉・・・新緑やつつじ、ハナミズキなどお花が楽しみな季節になって参りました。

ところが、毎年この季節に入ると体調が悪い・・・・というご相談が増える時期でもあります。

具体的には、頭がクラクラ~とする、のぼせる、頭がジリジリして気分が悪い、入浴して気分が悪くなる、歩いていて、宙に浮いたようで、フワフワする、
足が異常に冷たい・・・などの症状です。

眩暈やふらつきには、頭がのぼせて起きるタイプと、頭に気が上がらずに空虚になって起きるタイプとがありますが、春先の眩暈に多いのは、のぼせのタイプで、特に更年期の女性や、冬場に無理をしすぎた方に多く見られます。

春先は、陽気が盛んになり、熱は上へ上へと昇ろうとします。
通常、陰陽のバランスがとれていれば、血や津液などの陰の部分が、陽の過剰な上昇を抑えて、気の上がりすぎを防いでいるのですが、寝不足や過労、食事の不摂生、ストレスなどで陰の消耗が激しいと、陽の気を抑えることが出来ずに、頭が充血して上に昇ってしまいます。
するとのぼせ、火照り、肩こり、耳鳴り、頭痛、高血圧などが起こりやすく、逆に下半身には陽気が巡らず、足が冷たく膀胱炎なども起こしがちになります。

この症状に即効性があるのが、足湯です。
洗面器にくるぶしまでつかるくらいの熱めのお湯(43度くらい)を入れてください。

ポイントは少し熱すぎるかな・・・・と思える熱さのお湯をくむことです。
そして、まず踵の部分だけを湯につけます。(子宮や腎、膀胱の冷えをとります)
湯が少し冷えて参りますので、次に足の裏の湧泉部分までを湯につけます。(湧泉を温めることで、上に昇った熱が下に下がってきます)
その後、くるぶしまでつけてください。
足の冷えにより、湯が冷めてきますので、これを3回ほど繰り返してくださいね。
足が気持ちよいだけでなく、サーと頭の熱がとれてきますヨ♪

★更年期、高血圧、脳梗塞が心配な方に保健室からお勧め★

寝不足、過労で舌に苔が少ない方、卒中防止、ボケ防止・・・・仙茅参(半月~1ヶ月分13230円)
高血圧、頭痛、眩暈、頭のふらつき・・・・かぎかずら(半月~1ヶ月分7880円)

仙茅参は体質改善として、かぎかずらは頓服として併用していただくとよろしいです。

0 件のコメント:

コメントを投稿