2013年9月11日水曜日

そろそろ補陽も必要

そろそろ補陽も必要

朝晩涼しくなってきました。
皆様は、朝起きたときに、元気いっぱいでスッキリしていますか?

最近、薬局でご相談が多いのは、
1,朝起きたときに、手が強ばったり、足腰が痛む
2,何となく疲れがとれず、起床時に頭がぼんやりしていて、なかなか元気のエンジンがかからない
3,朝、食欲がなく朝食が進まない
などの症状です。

日中と夜間との気温差が大きくなるこの季節に特有の症状です。
真冬は、昼間も寒いので用心して毛穴も閉じていますが、この季節は昼間は汗ばむ陽気なので、毛穴が開いています。
そのままの状態で夜を迎えると、汗をかいたまま体が冷えてしまったり、寝冷えをしたりして、寒邪が体に入り込みます。
すると、冷えのために、痛みが生じたり、胃腸が冷えて清陽が昇らず、元気が出ない・・・などの症状が出やすくなります。

そろそろ、夜は冷やす食べ物を摂らないようにしてゆきましょう。
特に、ビール、サイダー、アイスクリーム、フルーツ、お刺身などは、日の出ている間にしておきましょう。
漢方やサプリメントも、微調整が必要です。
例えば、補腎剤で、夏場に六味丸を飲んでいた方には、そろそろ夜には八味丸を服用するようお勧めしていますし、プラセンタも豚プラセンタから子羊のプラセンタへ変えていかなくてはならない方が増えてきています。
特に、夜は冷えやすくなりますので、補陽の方剤を服用する方が、トラブルが少なくなるわけです。

自分の体質と症状に合わせた、食事や漢方を服用することはとても大切ですが、季節によっても微調整してゆく必要があります。
夏を越した体はとても疲れていますから、早めに適切な養生をしてゆきましょうね♪

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