2013年11月14日木曜日

冬にお勧め温裏の食材

冬にお勧め!温裏の食材

温裏類とは、体の内部が冷えたときに使う食材です。
体の内部とは、具体的に臓腑、血脈、骨髓などをさしますが、これらの部分が冷えた症状を、裏寒証といいます。
裏寒証の主な症状は、頭の芯が痛む、背中や胸の冷えと痛み、腹部の冷えと痛み、吐き気、嘔吐、吐水、水様性下痢、むくみ、尿が多く透明・・・などです。

これらの症状に適した食材が温裏類で、野菜ではニラ、糖分は黒砂糖、魚では鱒、鯵、鮭などの肌のピンクの魚、そして、肉桂、乾姜、花椒、小茴香、桂花などのスパイス類です。

お腹が冷えて下痢をしたときにお勧めするのが、ニラと卵のお粥です。
また、冷えて胃腸が痛むときには、黒砂糖に生姜をすり下ろして熱いお湯を注ぎ、生姜黒砂糖湯を作って飲むと痛みによいのです。

冬の料理には積極的にスパイスを使用するとよいですが、大量に用いたり、長く煮込んだりすることを避けます。
肉や魚の下味に使うと、殺菌効果、寄生虫の駆除にも役立ちます。
スパイスは少量を使用するだけで、味もぐっと変わりますし、ほんの少しでも体を温める作用は強いので、上手く使ってくださいね♪

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