2014年1月15日水曜日

心の感情と免疫力

嬉しい集中感が免疫力を上げる

喜びの感情は、五臓でいう心(しん)につながり、気血がスムーズに流れ、健康を保つことができます。
ところが、あまりに喜びすぎるのは考え物で、気が緩み、考えが散漫になり、心の働きを乱すことになります。

こちらにこられる患者さんで、いわゆる難病から脱却される方(治る力が強い人)に多い性格パターンとして、
1,素直な人
2,気づきがある人
3,意志を持っている人
4,諦めることができる人
5,一歩踏み出すことができる人

逆に治る力がなかなか働かない方の性格パターンは、
1,人の話に耳を傾けない頑固な人
2,病気になった責任をとらない人(病気になったのは人のせい)
3,悩み模索ばかりして、方針が決まらない人
4,腹が据わらず、いつも怯え、不安に支配されている人
5,良いとわかっても実行しない人

治癒力や、生命力は9割方、感情に支配されています。
人の体というのは、寿命がくるまでは、必ず治癒力が働くようにできていますから、病気などによる不具合が生じたときには、必ずその原因があります。
何が悪かったか、その原因が定まれば、方針がたち、それに向かって快適に努力することがポイントです。
がむしゃらに頑張るのは、交感神経の過剰緊張を生み、免疫力を落としますし、リラックスしすぎて気合いが入らないのもいけません。
諦観という言葉がよいのかもしれませんね・・・・頑張りすぎず心が楽しくなるような集中力が大切なわけです。
そして、一歩踏み出し、今を生きる・・・・状態が変われば、またそのときに最良の方法を検討する!
その繰り返しが生きる力を高めます。

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