2014年9月10日水曜日

秋の養生法

秋の養生法

今年は例年になく湿気が多い期間が長く続き、脾胃を傷めた方が多いかと思います。
冷たい物の摂りすぎ、熱中症の予防に・・・と水分を摂りすぎて、胃液が薄まり、食欲が低下して、十分な栄養が体に供給されていなかった方々は、免疫力の低下が心配です。
秋は空気も乾燥し、脾胃の機能が回復してきますので、夏場に不足した肉、魚などの動物性タンパク質や、野菜、きのこ、海草類などを、しっかり補給してください。
これらが、血肉骨の源になります。

夏場に汗をかきすぎて、夏やせした方、貧血気味、朝がしんどい、めまい、立ちくらみ、便秘、喉がいがらっこい、空咳・・・などの症状は、津液不足(体液消耗)からきています。
豆腐、豆乳、白胡麻、ぎんなん、百合根、松の実、ほたて、貝類、そして淡黄色野菜など体を潤す働きのある食材を補給してゆきましょう。

ココナツオイル、オリーブオイル、アマニ油などを、サラダやスープに生で垂らして召し上がるのもOKです。

保健室では、津液不足の症状に対応する漢方食品として、ツバメの巣(湧生源)をご用意しています。
ツバメの巣には、免疫機能に深く関係するシアル酸が大量に含まれ、乾燥による免疫機能の低下、老化予防に有効です♪

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