2014年10月14日火曜日

冬の養生

冬の養生

冬は閉蔵の季節・・・つまり陽気を鎮めエネルギーを蓄える時期です。
冬にエネルギーを発散しすぎると、陽気を失い老化を早めたり、生命力を損ないます。

若くて十分に体力がある方でも、夏の9割程度に・・・。
男性は56才以上、女性は49才以上の方は、夏の7割程度に・・・。
そして、手術や抗ガン治療などを、本年度受けられた方は、夏の5割程度に仕事量(活動量)を減らして、心身ともに温存することが大切です。

エネルギーの発散とは具体的に、仕事や家事、趣味の詰めすぎ、寝不足と過労、激しい運動のしすぎ、ダイエット、サウナなどで汗のかきすぎ、そして気の使いすぎによるストレスもこれに入ります。

冬至の日は日の出が午前7時頃、日の入りが午後4時半頃なので、日の出とともにゆっくり起きて、日の入り後4時間半~5時間半くらいの間で活動をとどめて就寝するのが理想です。

早朝の暗いうちや、日の入り後の散歩は、冷えて腎を傷めますので、日中の温かいうちに、気持ちよく散歩してください。
風雪、雨風が強い日は、邪気が入りやすく、健康の為に歩くのが逆効果になるので、自宅でストレッチや体操、郭林気功をされることをお勧めします。

私は冬4ヶ月(だいたい11月~2月)は、講演活動も少なめにして、いろいろな本を読んだり、原稿をまとめたりして、春からそれを紐解くことをとても楽しみにしています。
体も心も頭も、準備期間が大切なのですね。

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