2014年10月8日水曜日

冬にお勧めの薬膳

冬にお勧めの薬膳・・・骨髓のスープ

これから冬に向けて、腎を養い生命力を温存する季節に入ります。
そこでお勧めするのが、骨髓のスープ。
骨髓のスープは、気血津液精を養いますので、抗ガン剤治療などで白血球が低下した方や、貧血がある方、今年の夏に体力的にしんどかった方、すぐに風邪をひいてしまう方に特にお勧めです。

スープの具に長芋や、人参を入れると、さらに造血力が高まります。
本日の付け合わせは、鮭のワイン蒸しと、玉葱のソテーを塩胡椒とワインビネガーで味付けてみました。
鮭は、温裏作用でお腹を温め、玉葱やワインは活血作用があり、全体として養血して血液循環を高める、冷え性の方向きの献立になっています。

基本の骨髄のスープの作り方

材料
鶏ガラ又は、スペアリブ(鶏ガラは補気力強く、スペアリブは滋陰力が強い)
生姜1個をざっくりスライス
ネギ(白ネギの青い部分でOK)

作り方
1,ガラを熱湯で洗い、脂と臭みを落とす
2,寸胴鍋に水を入れて、ガラ、生姜、ネギを入れて1時間ほどコトコト煮込む
3,スープをこして、出来上がり (このスープをもとに、調理すればOK)

★貧血がある方は、四物湯を一緒に煎じ、トマトベースの味付けをすると、とても美味しいですよ♪
      

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