2015年7月7日火曜日

梅雨バテ、夏バテの2タイプ

梅雨バテ、夏バテの2タイプ

1,焼け石に水タイプ(気陰両虚型)

特徴・・・体力が低下して体温調整がうまくいかないタイプ (大きな病気をした方や、寝不足、過労が続いている方は要注意)
*じっとしていても、額や首筋から玉のような汗がしたたり、異常な汗をかいてしんどい
*異常にのどが渇き、冷たい水分を欲する
*飲食の度に、軟便や下痢になりやすく、便が出すぎてしんどい
*少し動くと、動悸や息切れがする
*熟睡できず、眠りが非常に浅い

養生・・・消耗した体力(気血津液)を補う養生をします
*早めの睡眠と、30分ほどのお昼寝
*サウナや強い運動は中止し、涼しい時間帯に15分程度の散歩
*ハチミツレモン水や甘酢の料理で気と津液を補給
*冷たい水分をがぶのみしない
*生脈紅景天等、気陰を補う方剤で後押しする

2,スポンジ水ふやけタイプ(気虚湿熱型)

特徴・・・体に余分な湿と熱がこもり、体が重い(更年期の方、運動する習慣のない方、クーラーの部屋ですずんでいる方は要注意)
*首から上がのぼせて火照り、後頭部のあたりからじっとり嫌な汗をかく
*首や肩が詰まってくると、めまい、フワフワ感、頭が重く不愉快
*動悸、息苦しさ、煩燥、熱が籠もり、頭がぼんやりする
*食欲がない、手足が重くだるい、
*尿量が少なく、体がむくみ、しんどい

養生・・・上下の気を巡らせ、良い汗をかける体を作る/胃腸の働きを助け余分な湿熱をためない養生をします
*涼しい時間にウォーキングをしたり、青竹踏みをする
*クーラーの中ですずんでばかりは止めて、体をこまめに動かす
*冷たい水分のがぶのみ、ビールなどのアルコールを控える
*揚げ物、炒め物、甘いお菓子等、湿熱を生む食品を控える
*冷や麦、素麺等に偏らず、ご飯を食べる、麺類は薬味をしっかり入れる
*胃腸を助け、湿熱をさばく升降丹や、水はけをよくするショーキT1タンポポ茶等の漢方で後押しする

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