養血の薬膳 竜眼肉と大棗の赤ワイン煮
抗ガン剤などで骨髓抑制が起こり、赤血球が少ない方。
貧血気味で、動悸、息切れ、めまい、不眠、不安などがある方にお勧めの養血レシピです。
夏場は汗のかきすぎ(津液の消耗)と、食欲の低下による栄養の不足で、貧血になりやすい時期です。
血液は、造血の素材+補気の素材により作られるので、炭水化物制限食などをしておられると、思わぬ貧血に陥ることもあります。
活動が盛んな、朝と昼は炭水化物を制限しすぎないように注意しましょう。
夏場は、昼食後15分ほどお昼寝することで、造血力もアップします。
材料・・・1人分 竜眼肉又はプルーン20グラム、大棗8個、赤ワイン25CC
作り方・・・
1,大棗を適量の水で柔らかくなるまで煮る
2,そこへ、竜眼肉(なければプルーン)と赤ワインを加えて、アルコール分が飛ぶまで煮る
3,好みでハチミツを少量加えてもよいです
このレシピは、血を養い精神を安定させる、”養血益心安神”の働きがあり、心血虚、肝血虚に対応します。
★読者さまより、お勧めの中医学の入門書を教えてほしいと尋ねられましたので、ご紹介いたします。
*薬膳の基本 辰巳洋 緑書房
*中医薬膳学 辰巳洋 東洋学術出版社
*実用中医学 辰巳洋 源草社
*がんに負けない養生レシピ 三位敏子、小高修司 世界分化社
*東洋医学で食養生 高橋よう子、上馬場和夫 世界分化社
*図解 東洋医学のすべてがわかる本 ナツメ社
等、私の師匠の方々が書かれた本です。
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