2015年8月12日水曜日

季節のお勧め漢方(2)スーパー紅景天

季節のお勧め漢方(2)スーパー紅景天

紅景天は、チベットの二大秘薬といわれる貴重な薬草です。
赤血球と酸素の結合を増やし、血液中の酸素濃度を増加させることが、研究で明らかにされています。
また、臨床においても紅景天は良く使用されており、末期ガンの患者さんにおいては、肺の機能不全等が改善され、心不全や喘息の患者さんにおいては、心機能が改善されることが確認されています。

チベットなどの高山地(海抜4000メートル)では、酸素不足から高山病になり、その代表的な自覚症状は頭痛、食欲不振、吐き気、嘔吐(おうと)、疲労、脱力、めまい、ふらつき、睡眠障害。 そのほかに客観的に判断される
所見としては、精神状態の変化(すぐに眠ってしまう、日時や場所がわからなくなる等)、運動失調(まっすぐに歩けない、立っていられない等)、顔や足のむくみがあげられます。 また高山病の重症型として注意し
なければならないものに、高地肺水腫と高地脳浮腫があります。

ここまでで、何かに気がつかれた方ありますか?
それは、この季節の熱中症の症状、そして台風が近づく前などの急激な気圧低下に伴う、台風前症状と、高山病症状が類似していることです。
これらは、いずれも心臓のポンプ力を弱らせ、血液循環を鈍らせます。
紅景天は、肺と心臓における酸素運搬や心臓のポンプ力を助けるので、動悸、息切れをはじめとする、上記高山病症状に対応することができます。
熱中症に不安を感じている方、夏の疲れ、台風前の緊張と不快症状にお悩みの方、是非救急箱に紅景天を常備ください。

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