2011年1月19日水曜日

大寒からの養生法

乾布摩擦の勧め

いよいよ一年で最も寒い時期・・・大寒を迎えます。
しかしこの時期を乗り切れば、春はすぐそこまで来ています。
今年は花粉症の当たり年と言われていますね。
立春を迎える頃から花粉が一気に増えてきそうな気配ですので、今から肺脾腎を鍛える養生と、余分な毒を溜めないようにしっかりと解毒もしてゆきましょう。

肺脾腎を鍛える養生の一つに乾布摩擦があります。
花粉症やアレルギー症状のくしゃみ、鼻水、咳などは肺のトラブルですが、肺の機能を高めるには皮膚を鍛えることが一番です。

朝目覚めましたら、お部屋を暖かくして下着姿になり、乾いたタオルで皮膚を摩擦します。
まずバンザイの姿をとっていただき、手足の表側(お日様に日焼けしている側)は、バンザイした指先から腕の付け根へ向かってこすります。
足も表側は足の付け根から指先に向かってこすってゆきます。
逆に、手足の裏側(日焼けしていない側)は足先から足の付け根に向けて、手も腕の付け根から指先に向けてマッサージしてください。
簡単に言いますと、バンザイで立った状態で、表側(陽経)は上から下(手指の先~足指先)向き
裏側(陰経)は下から上(足の指先~手指の先)向きです。

お腹は、時計回りにグルグルマッサージ(脾を鍛える)
背中は、タオルの端と端を右手と左手で持って、斜めにして首の大椎を通るラインでこすります。
最後に腰のラインにタオルをあて、右、左とタオルを前に引っ張り摩擦します。(腎を鍛える)

回数は、体がポカポカと温まる程度です。
毎日続けると風邪をひきませんし、アレルギーや花粉症にも強くなりますよ。
肺脾腎を強化する通竅と、解毒のタンポポ茶もこの時期から始めてくださいね♪

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