2011年7月13日水曜日

大暑からの養生法

熱射病に要注意

夏本番の暑さが続きます。
今年は梅雨明けが早く、残暑も厳しいという予報ですので、きちんと体力をつけておかないと秋口になってひどく体が消耗します。
連日、かなりの汗をかきますので、津液の消耗とともに、気の消耗も激しいです。
体を潤す津液が不足すると、動悸、胸苦しさ、煩燥、眠れない、じっとしていても胸がゾワゾワする、声が出にくい、しんどくて動けない、のぼせる、火照る・・・などの症状が出ます。
このような傾向がある方は、生脈紅景天と亀齢寿を併用して今からしっかり気陰を補ってくださいね。

何よりも大切なことは、睡眠を多めにとることです。
疲れていたら、午後10時には就寝してください。
また、昼食後30分程度横になるか、タイマーをかけてお昼寝してください。(昼寝のしすぎは逆効果)
これだけでも、ぐっと気陰を補うことができるのです。

睡眠不足をすると、体の熱を冷ます働きが低下して、熱が籠もりやすくなります。
熱中症で倒れる多くの方は、睡眠不足や無理のしすぎがあります。
体に熱が籠もり、気分が悪くなったときは、後頭部と左脇、右鼠径部を冷却剤などで冷やしてください。

汗をかきすぎた方は、タンポポ茶に少量の塩を入れて飲みましょう。
又、汗をかけないで熱が籠もっている方は、タンポポ茶に大根おろし大さじ3+生姜少々、醤油少々を入れて飲んで下さい。

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