2011年7月19日火曜日

立秋までの養生法

立秋までの養生法・・・冷え腹と下痢に注意

今年の夏は湿気がとても高いです。
湿気をとてもきらう臓は脾で、今年は脾病を煩う方が多い傾向にあります。
症状として最も多いのは、食欲不振、下痢、軟便です。
湿がなければ下痢はない・・・と言われるほど、湿気と下痢とは関係しています。

1,連日、外気の湿気が高い
2,甘い物、油の多い食事、生もの、冷や麦、冷や奴、果物、ビールなどを長くとり続ける
3,イライラ、辛抱などのストレス
は脾を傷め、慢性の下痢、あるいは些細なことで下痢するなどの状態を生みやすくするので注意が必要です。
夏の終わり頃には、皆さんとても脾が疲れた状態にありますので、今からしっかりお手当てしましょう。

まずは、お腹を温めて、気を巡らし湿を飛ばすカッコウショウキサンは、常備しておきましょう。
湿は温めることで飛ばすことができますから、毎日お腹を温灸器やコンニャク湿布で温めましょう。
また、脾が弱い方には、お腹を中から温める大熊柳がお勧めです。
常備して朝晩補給してください。
水様性の下痢が続くと、気も損なわれますし、ミネラルバランスが崩れて脱水症や場合によっては熱中症を起こしやすくなります。
梅干しに少量の醤油を入れた番茶を服用するか、水分と共にしほよもぎを摂取してくださいね。

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