2011年8月10日水曜日

処暑までの養生法

夏痩せと夏太り

夏に太る人と夏に痩せる人の2通りがありますが、この違いは一体何でしょうか?
夏に痩せる原因は
1,気温が高くなるために、抹消に血液がいってしまい、消化管の血流が不足して食欲がなくなる
2,冷たい水分で胃液が薄められ、食欲がなくなる
3,アイスクリームやジュースなどの甘味の間食で主食が食べられなくなる
4,汗をかきすぎて津液消耗し、消化液が少なくなる

それでは夏に太る原因は
1,ビールやジュース、冷たいお茶を多飲して涼んでいると体がむくむ
2,食欲がなくなるため、ご飯ではなく冷や麦、冷やし中華などの麺類を多食、甘味の間食が増えて摂取カロリーが増える
3,冷たい物の摂りすぎで胃腸が冷えて、代謝力、解毒力が低下する
4,暑いので動かずに、クーラーの部屋で涼んでおり、代謝力が低下する

どちらも脾の運化機能が低下して、受け付けないか、代謝できないかのようですが、決定的な違いは胃袋が丈夫か弱いかですね。
夏痩せする人は本当に食べられなくなりますし、夏太りする人は食べられないと言いつつも、カロリーの高いものをつまんでいたりするようです。

もう一つは、どちらのタイプも筋肉をつける必要があります。
筋肉を増やせば、脾の働きが補われ、代謝もよくなるからです。
この夏、夏痩せでしんどい方には、大熊柳・・・お腹を温めて胃腸の働きを助けます
夏太りでしんどい方には、升降丹・・・脾を助け、余分な水湿をさばきます
がお勧めの薬膳漢方ですヨ♪

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