2011年8月3日水曜日

立秋からの養生法

夏バテの方は食べ過ぎに注意

暦の上では秋になりましたが、これからお盆すぎまでが夏本番の暑さです。
皆さん、気持ちの良い汗がかけていますか?
適度に体を動かして、良い汗がかけている方は、体に熱がこもらず快適に過ごしておられるかと思います。
でも、汗のかきすぎもいけません。
汗は五臓でいう心の液ですので、かきすぎると心が消耗します。
夏におきやすい心のトラブルは次のとおりです。

1,心気虚・・・動悸、胸悶、息切れ、動くと症状が悪化、汗がダラダラ出る、顔色が蒼白い
2,心血虚・・・動悸、不眠、熟睡できず夢が多い、めまい、物忘れ、集中力の低下、顔色が蒼白い
3,心陰虚・・・動悸、午後から微熱、顔、手足の裏が火照る、胸がザワザワする、不眠、頬が赤い
どのタイプも、動悸がして胸がしんどいのが特徴です。

特に起こりやすいのが、食後です。
食後は血液が胃に集まります。心気、心血が不足している方が食べ過ぎると、血液を大量に胃に送る必要があり、動悸息切れがますます激しくなり、場合によっては心臓発作を起こす可能性も出てきます。
このようなときは、夏バテだから・・・・とこってりしたものを食べるのではなく、消化によい物を腹七分にとどめましょう。

お勧めの薬膳漢方
1,心気虚の方には・・・・生脈紅景天(心肺を潤し、動悸、息切れを改善、1ヶ月分8610円)
2,心血虚の方には・・・・天蘭美人(心血を補い、めまいや不眠に対応、1ヶ月分6090円)
3,心陰虚の方には・・・・亀齢寿(心液を補い、体を潤して、火照りや熱をとる、1ヶ月分8190円)
心を補えば、夏の疲れを防げますヨ♪

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