2011年12月7日水曜日

冬至までの養生法

陽気をとりこみましょうね

これから冬至までの間が最も日が短く陰が強まる時期です。
風邪やインフルエンザ、中風から身を守るために、体を温めて陽気を養いましょう。
寒気がしたり、風邪気味のときは、白ネギや生姜などを使った料理。
冷えによる腰痛や生理痛、腹痛などには、鮭、鱒、黒砂糖、韮など体の奥深くを温める食材。
体全体の陽気を保つには、海老、胡桃、ナマコなどの食材が効をなします。

また、お手軽で驚くほど体を温める食材は、切り干し大根、干し椎茸、乾燥ワカメ、高野豆腐、麩、湯葉などの乾物です。
乾物はお日様のエネルギーを吸収し、素材の栄養にビタミン、ミネラルが加わり、味的にも独特の甘味と旨みがあります。
体を温めると同時に、解毒も助けてくれる救世主的な食材です。
現代人は乾物を殆ど口にしなくなりましたが、昔は保存の利く食材として、冬の定番食材でしたよね。

切り干し大根と干し椎茸の煎じ汁は、私の解毒メニューの定番になっています。
ご馳走を食べ過ぎた時の次の食事は、この煎じ汁のみにしています。
飲んだ瞬間から、指先まで温まり、ジワジワと汗をかきはじめます。
便と尿の排泄もよくなり、体が驚くほどスッキリと元気になりますよ♪

★乾物の炊き込みご飯★
お手軽に乾物(ビタミン、ミネラルの宝庫)を取り込める方法として、乾物の炊き込みご飯を教わりました。

作り方はとても簡単・・・・切り干し大根、乾燥ひじき、干し椎茸をそのまま炊飯器に放り込み、お米と一緒に炊くだけです。
お好みで、人参や油揚げを入れ、醤油と酒で調味してくださいね。
乾物をもどしませんので、水加減は一合分余分に入れてください。
簡単で美味しいですよ~♪
薬膳のプロ・・・いちご&まさみ両先生に教わりました♪

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