2012年1月18日水曜日

大寒からの養生法

寒の内の経絡体操

寒い季節は、手足が縮こまり筋肉が冷えて緊張しています。
外の寒さから内蔵を守るために、骨格筋への血流を制限して内蔵への血流を確保し、五臓の冷えを防いでいるのです。
寒いときは皆さん、首をすくめますよね?
ちょうど亀さんのように首が肩にめり込んでいるために、脳への血流が細くなり、高血圧、めまい、集中力がない、同じ事ばかり堂々巡りで考える、不眠になる、動悸がする・・・などの症状が出やすくなります。

これを解決するためには、首肩だけでなく、手首と足首を十分にほぐすことです。
手首、足首は、首と連動しており、手足首が硬くて四肢の筋肉が縮まっていると、頭への血流も悪くなります。
また、手足の指を十分にほぐすと同様に頭の細部にわたって血液が巡るようになります。

血圧を心配しておられる方、降圧剤を飲んでも血圧が下がらない方は、頑張りすぎやストレス、寝不足により、全身に力が入り、組織の慢性的な栄養不足と、老廃物による汚れと痛みが同時に起こっている状態です。
こうなるとリラックスしたくても、筋肉がしまってきて緩めることができません。
体を緊張から解くためには、揺することです。
手首足首を回す、腰を前後左右に揺らすなどの方法で気持ちよく緩めてゆきましょう。

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