2012年1月5日木曜日

小寒からの養生法 1月8日号

お屠蘇には、邪気を払い、死者を蘇らせる意味があり、屠蘇延命散と言われています。
通常、5~6種類ほどの生薬が合わさっており、酒やみりんに浸して成分を抽出したものを飲みます。
現在市販されている屠蘇散の中身には次のようなものが含まれています。
白朮・・・キク科オケラ又はオオバナオケラの根 利尿、健胃、鎮静作用
山椒・・・山椒の実 健胃、抗菌作用
桔梗・・・桔梗の根 鎮咳、去痰、鎮静、鎮痛作用
肉桂・・・肉桂の樹皮 健胃、発汗、解熱、鎮静、鎮痙作用
防風・・・セリ科防風の根 発汗、解熱、抗炎症作用
胃腸の働きを良くして、血行促進、風邪の予防、解毒の促進等、五臓を補い、無病長寿を願う処方となっています。
食べ過ぎ、飲み過ぎにも良い、お正月ならではのセレモニー酒ですね♪

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