2012年2月15日水曜日

雨水からの養生法

私達の生活からはずせないものに、お茶があります。
食事のときのお茶は勿論、来客時にはまず、お茶でおもてなし・・・。
ちょっと一息・・”お茶しませんか?”
一日に何度もお茶タイムがありますね?

お茶は五臓に入り、私達の体のバランスを保ってくれる素晴らしい働きをもっています。
例えば
肝に入り・・・ほっと一息、気持ちを和らげる
心に入り・・・血流を良くする
脾に入り・・・消化を助ける
肺に入り・・・免疫力を高めて、風邪やインフルエンザを予防する
腎に入り・・・不安や緊張をとりのぞく、尿の出をよくして解毒力を高める
など、嬉しい効果がいっぱいですね。

それではもう少し詳しく、TPOに合ったお茶をご紹介しましょう!

1,食前には・・・ほうじ茶やお番茶がお勧めです。これらのお茶は、お腹を温めてこれから入ってくる食事を受け入れる準備をします。
発酵したお茶ですので、腸内の免疫も高まり、食物を血肉に変える働きも強化します。
貧血の方や、なかなか太れない方にお勧めです。
また、同じ食前でも、揚げ物や炒め物などアブラの多い料理の前には、プーアル茶をお飲みください。脂肪を溜めずに洗い流してくれる働きがありますよ。

2,食事中には・・・煎茶やウーロン茶がお勧めです。これらのお茶には消化を助ける働きが強いです。

3,食後には・・・緑茶がお勧めです。食後の解毒を強化し、胃熱をとります。
胃熱があると、食べても食べてもお腹が空き、ついつい食べ過ぎて食毒を溜めてしまいます。

4,朝一番のお茶は・・・もしもあなたが冷え性であったり、胃腸の働きが悪く疲れやすいなら、発酵紅参茶や梅醤番茶をお勧めします。
朝一番は胃腸が冷えており、その働きもよくないですから、胃腸を温めて元気をつけるお茶が大切なのです。
このような方は朝はこれらのお茶と、麩菓子(ふ~ちゃん)で十分です。
ふ~ちゃんは、ミネラルたっぷりの黒砂糖を、麩にコーティングしたお菓子で、岐阜県の名産品です。
消化吸収もよく、脳の働きを助けます。

またもしも、夕べは食べ過ぎて胃もたれ気味・・・であればタンポポ茶(ショーキT1)を飲んでください。
朝は解毒が高まる時間ですから、タンポポ茶のみにして、排便を促しましょう。

5,ストレスが溜まってイライラしたときは・・・コーヒーや紅茶よりも、緑茶やジャスミン茶をお勧めします。緑茶には、心熱をとり、焦り、不安、煩燥を和らげる働きがあります。
またジャスミン茶は、気の巡りをよくして、抑鬱気分を和らげます。

TPOに合ったお茶を選んで、毎日を楽しんでくださいね♪

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