2012年8月10日金曜日

処暑からの養生 夏の疲れを素早く癒す養生


夏の疲れを素早く癒す養生

処暑を迎え、朝晩少しづつ涼しくなって参りましたが、これからが夏の疲れが出やすい時期なので要注意です。
夏の間は、毎日かなりの汗をかいていますし、暑さによって熟睡できなかった方が多かったと思います。
大汗をかくことと、寝不足はどちらも津液の不足(体を潤わせる体液)を招きます。
一夏越した私達の体は、ちょうどリンゴなどが潤いを失い、シワシワになりかかっているような状態にあります。
すなわち、体が火照りやすく、乾燥気味で、ノドが乾いたり、イライラしやすかったり・・・・しっとりとしていないわけです。
津液が不足すると、血液も濃くなり粘ってきます。
初秋に脳卒中や心臓発作が増えてくるのはこのためです。

この時期、とにかく十分な睡眠・・・特に午後10時には床につくのを目標に体を休めてください。
そして、これから出てくる梨、ビワ、イチジク、ブドウなどのフルーツや豆腐料理、鶏ガラのスープなどで、不足した津液を補ってください。

また、お勧めの漢方は、生脈宝(6300円)、生脈紅景天(8610円)、瓊玉膏(6300円)などです。
とくに、お休み前に服用されるとよいですヨ♪
この季節のお勧めのツボは、照海、失眠などです。
どちらも津液(陰)を補い、安眠のツボ・・・・薬局に起こしの方には、金粒ツボシールを貼らせていただきますね♪

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