2013年1月16日水曜日

冬の養生(2)




冬の養生(2)

一年のうちで最も寒い季節を迎えています。
インフルエンザを思わせるような症状が激しい風邪や、しつこく長引く風邪が流行していますので、必要以上の外出を避けて、体力を温存してください。
体調が優れないときは、睡眠をとることが一番であり、強壮剤を飲んでさらに働くようなことは決してなさらないようご注意くださいね♪

またここのところ、救急車の出動状況が多く、脳梗塞、脳出血、心筋梗塞、大動脈解離等の血管系の病気が多発しています。
温かい部屋から急に寒い所に出る、入浴後の脱衣場が冷えている、トイレが寒い等の状況で事故が起きていますので、なるべく過激な温度変化がないように工夫してください。
過剰な暖房も危険です。
のぼせやすい方は、上半身に熱がこもりやすい化学繊維の衣服を避けて、綿や毛糸の重ね着で保温を調節なさってください。

多くの方が健康のために散歩されますが、冬場は決して夜に散歩しないことです。
体の陽気(体温)が失われ、体力を消耗する原因になります。
散歩は、お日さまが昇ってからの午前中~午後2時くらいまでの間がベストで、北風の強い日、雨や雪が降る日は、無理して散歩せず、屋内での養生体操をオススメいたします。
強風に当たると、脳卒中を起こす確率が高まりますので、ご注意下さい。
冬場の散歩は、帽子、マフラー、手袋、マスクなどで保温し、汗をかきすぎるほど歩かないことが重要です。

0 件のコメント:

コメントを投稿