2013年3月6日水曜日

風邪とアレルギー


風邪とアレルギー

先日、久しぶりに風邪ともアレルギーともわからないような症状が出た。
突然のくしゃみ6発の後、水のような鼻水がタラ~と出て、目も涙目っぽい・・・。
”おかしいなぁ~今年初めて花粉症になったのかなあ”・・・・ヤバイなぁこれは・・・
と思っていました。
何故ヤバイかと言いますと、花粉症やアレルギーが出た!!なんて言うと、
”先生、それは解毒が出来てないからやよ!!!ちゃんと養生しとる???”
と患者さんからえらい襲撃に遭うためであります。

ところが、しばらくすると、ゾクゾクするほどの寒気があり、温かくしても、温かいものを飲んでもやたらとサブイ!!!
急いで、タンポポ茶と麻黄附子細辛湯と通竅を服用。
そして、後谿というツボにお灸を3壮すえました。
風邪は、表証のうちに治さないと、どんどん奥へ入ってしまい、一連の免疫反応が終了しないと治らなくなってしまうので、ひいてすぐの養生が大切です!
花粉症やアレルギーは異気といって、通常、寒気は出現しないので、ちょっと胸を撫で下ろした・・・ホッ♪

とことが、中医学の言葉で、”邪のあつまるところ、即ちその気は虚す”という言葉があるように、風邪をひくということ自体、解毒が不十分で血液が汚れ、抵抗力が落ちている証拠であるし、そういったときは、すでにオーバーフローの状態で、アレルギー反応も出やすいことを身を以て体験しました。
風邪はやはり百病の長・・・・とにかく体を休め(寝ること、食毒を入れないこと、余分なことを考えないこと)早い段階で邪を追い出すことが肝腎です。

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