2013年8月17日土曜日

靴下で夏バテ予防

靴下で夏バテ予防

今年の夏は高温多湿な日が連続しており、普段元気な人にも夏バテが見られるようになってきました。
夏バテの原因に、冷たい物や脾胃を傷める食事の摂りすぎがありますが、今日はもう一つの原因、激しい温度変化による自律神経の動揺についてお話します。

多くの方が、夏場は軽装備で裸足で過ごされることが多いのですが、この裸足こそが夏バテを生む一つの要因と考えられます。
特に暑いところから、冷房の効いたショッピングモールなどを長時間歩いていると、足の踵がものすごくだるくなってきます。
これがすでに、夏バテ前段階です。

足の踵がだるく重いということは、膀胱経に寒湿の邪がすでに入っていることを意味し、次第に腰がだるくなる、尿の出が悪くなる、体がむくむ、めまい、吐き気がする、少し動いてもしんどい・・・などの症状を呈するようになります。
これは、足元から冷えが入ったために、水分代謝が悪くなり、尚かつ温度の変化で、少陽経が対応できずに起きるもので、夏風邪にも似たような体のだるさを伴うのが特徴です。

これを防ぐには、屋内では裸足を止めて、踵のあるソックスを1枚はくこと。
これだけで、うんと違いますので、お試しください。
また、すでに足がだるい方・・・足の踵、三陰交などにお灸をして、腰痛や生理痛、胃腸不良の予防をしましょう♪

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