2013年10月22日火曜日

自然から学ぶ

自然から学ぶ

季節外れの台風で、大変な被害が出ています。
10月も後半に突入したというのに、次々に大型台風が日本列島に接近しており、油断できない状況です。
でもこのことは、庭の蜂の巣から予測できていました。

例年ですと、倉庫の天井部分や、庭の高い木に巣を作っているのですが、今年は足下の低木や、灯籠の中に巣を作っているのです。
そして、巣の数もとても多いことから、大きな自然災害の可能性を感じていました。

通常であれば西風が吹き、秋も深まる季節なのに、南からの湿った風が吹くことや、上空に寒氣があるために秋がなく突然冬の寒さが到来することなど、季節の巡りが順調ではなく、明らかに逆風が吹いており、これは私たちの体に大きな影響を与えています。
つまり体が準備できていない種類の邪を受けるわけですから、健康人ですら体調を崩すことが多く、いわんや、持病がある方や、お年寄り、子供、虚弱な方、更年期等でバランスが崩れている方、ストレスで体が消耗している方には、大きな打撃です。
このようなときは、とにかく無理をやめて、体をよく休めること、そして心を朗らかにすることが大切です。

また、今年は梨などの清肺作用のある果物が豊作であったことから、肺に熱をもつ病気が予測されます。
漢方薬も、そのような系統のお薬を仕入れました。
ご家庭では、梨の蜂蜜煮を作って冷凍しておかれると、咳が出たときに便利ですよ♪
激しい温度変化は、嬌臓である肺を傷め、容易に風邪やウイルス性疾患などの感染症に罹りやすくなりますので、今から注意が必要です。
食べ過ぎを避けて、胃腸に負担をかけすぎないことと、乾布摩擦や温冷浴で皮膚の免疫力を今から高めておくことがお勧めです。

皆さんも、散歩に出かけたら、風向きや、畑の食物の成長、そして鳥や虫たちの様子などを観察してみてくださいね。
自然は私たちに色々なことを教えてくれていますよ!!

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