2014年3月14日金曜日

春に多いアレルギー

春に多いアレルギー

この季節は、花粉や黄砂等で、アレルギー症状を起こす方が増えますが、その原因は身体の内部にもあります。
春は冬眠から醒めて活動する季節であるように、冬場に溜めた食毒(余分な脂質や解毒途中の産物、添加物や薬品等)も、雪解け水のように溶け出してくる時期です。
身体は、日々の食毒や、溜まっている食毒、さらには花粉や黄砂、ダニなどの異物も解毒しようと必死になっています。

皆さんにわかりやすいように、人の身体をコップに例えますね。
ただし、底に穴のあいたコップです。
そのコップには、日々、食物、飲み物、添加物、農薬、薬品、花粉やダニなどの異種タンパクが入ってきますが、正常に解毒が働いていると、コップの底の穴から汚れは出て行きます。

ところが、ストレス、冷え(低体温)、睡眠不足、運動不足などで、解毒の穴が小さくなってしまうと、コップの水は、次第に溜まり、ある日突然、上から溢れ出します。
この溢れ出た水が、鼻水、涙目、皮膚の発疹等のアレルギー症状と考えると納得がゆくかもしれません。

アレルギー症状は、粘膜に炎症を起こしますので、私はアレルギー体質の方を粘膜病体質と呼んでいます。
粘膜病は、食生活、ストレス、ホルモンの変化等に密接に関係しています。
粘膜病体質にならないためには、以下のようなことに気をつけてくださいね♪

1,乳製品、卵、食肉加工食品等の動物性タンパクの摂りすぎと、油で揚げた食品、甘いお菓子やジュースの摂りすぎに注意
2,玄米や麦ご飯、豆ご飯、お味噌汁、お漬け物、などを中心にした和食に、蓮根、長芋、なめこ、わかめ、こんぶなどのネバネバ食品を取り入れる
3,食べ過ぎを避けて腹七分
4,頑張りすぎ、我慢のしすぎはやめて、上手に気分転換
5,午後10時~午前2時の間に熟睡していることが望ましい
6,お風呂にゆったりつかる、心地よい運動等で身体をよく温める
7,タンポポ茶、切り干し大根茶などで、解毒を促進

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