2014年3月4日火曜日

アレルギーは湿邪と関係

アレルギーは湿邪と関係

花粉のピークは3月上旬~5月下旬まで続きます。
日本人の6人に1人は花粉症と言われており、国民病とさえ言われる花粉症は、実は体内の湿邪(水毒、痰湿毒とも呼ばれる)に関係しています。

体内に、過剰の水分があり、なおかつ、白砂糖由来の糖分、分解仕切れない未消化のタンパク質、油脂などで、血液が汚れていると、肥満細胞からのヒスタミンの値が高くなり、免疫過剰体質が作られてゆきます。

冬場に蓄えられてしまった身体の汚れが、気温が上がることで、雪解け水のように溶け出してくるのが春で、この時期に花粉や空気の汚れと合わさり、アレルギー症状が現れます。
言い換えれば、花粉症は、花粉の力を借りて、体内の汚れを解毒排泄しようとする免疫反応と捉えることができます。

アレルギーを早く遠ざけるには、新たに毒となるものをなるべく入れずに、速やかに解毒を行うことです。
そういった意味で、プチ断食や、腹6分食、お粥などにより、胃腸を休めてあげることは一定の効果があります。

水のようなツルツルの鼻水や涙は、異物を洗い流す解毒反応なので、無理矢理止めるのではなく、身体を温めて、これを助けてあげるのがよいです。
特に、大椎、足首周りをよく温め、タンポポ茶や通竅で解毒を助ける養生をなさってください。

解毒反応がうまく進むと、来年はアレルギーが出ない!という可能性も十分にあります。

慢性病と諦めずに、今日から養生なさってくださいね♪

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