2014年3月18日火曜日

産後の養生と更年期

産後の養生と更年期

昔から、産後は十分に休養をとって、体を養い、無理は禁物・・・・産後の養生が悪いと、更年期にひどく辛い思いをする!という言い伝えがあります。
その理由のひとつに、骨盤の開閉があります。

産後は、妊娠状態で開いてしまった骨盤を締めてもとの位置にもどすために、骨盤体操や、産後ベルトを勧められた経験があると思います。
これは非常に大切なことで、産後は、無理や疲れにより、容易に骨盤が開いてしまいます。
骨盤が開くと、腰痛、内臓下垂等のトラブルが起こりやすいのですが、女性ホルモンが順調よく働いているうちは、このようなトラブルから体が守られています。

ところが、更年期になり、女性ホルモンのバランスが崩れてくると、一気に骨盤が開き始め、腰痛、ぎっくり腰、胃の不調、便秘、気力の低下、鬱などの症状が現れてきます。
何故、骨盤が開くことにより、精神状態にまで影響するかというと、骨盤まわりには、帯脈という腰ベルトのような靱帯、気の流れが存在するのですが、それが緩むことにより、気合いが抜けてしまうためです。

おすもうさんが、マワシをするのも、料理人が腰の位置で、エプロンを締めるのも、気を充実させ、内臓の下垂を防ぎ、体を疲れさせないためです。

更年期を境に、人格が変わってしまう、骨盤が横に突きだし、お尻が四角ばって、内臓が下垂(下腹が出る)し、そろばん玉のような老人体型になる、腰痛、ぎっくり腰、座ったり立ったり、歩き始めに足腰が痛む・・・・等のトラブルが生じている方は、絶対に過労は禁物です。
産後の養生の不足と疲れにより、骨盤が容易に開きやすい体質になっているからです。


このようなトラブルで悩んでいる方は、今からでも、遅くありませんので、Wリンクル(プラセンタ)で筋力を補い、養生体操を始めてください。
林薬局では、店頭にて、養生体操を実践しています。
皆さんも、5分でできる養生体操を体験しに、お越し下さいね♪

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