2014年6月3日火曜日

夏の養生・・・熱中症を予防しましょう♪

夏の養生・・・熱中症を予防しましょう♪

夏は五臓のうち、心の機能が盛んになる。
夏は五行の”火”に属し、心気に通じるため、心気を補養することが大切。
”心気を傷めるので感情を平和にして、怒ってはいけない。心気は穏やかに発泄するのがよい”
と黄帝内経素問に書かれているように、暑い夏には常に楽しい心持ちで、イライラせずに、のんびりゆったりすることが大切です。

穏やかな気持ちで、ゆったりと過ごすことは、熱中症の予防にもつながります。
冗談ではなく、熱中症に罹りやすいのは、物事に熱中する傾向にある方と言われています。
例えば、草むしりを例にあげると、”この一角”と決めたら、喉の渇きも体の疲れも忘れて、必死で草むしりに励むタイプの方です。
真夏の暑さの中では、あと少しの無理が命取りになり、気分が悪くなって、さあ、立ち上がろう・・・としたときに、痙攣が起きて立ち上がれなくなり、意識が混濁してくることがあります。

こういった事故を防ぐためには、十分に睡眠をとり、朝の涼しいうちに、体を動かす仕事はかたつけて、日中の最も暑い時間は、休息するなり、仕事のペースを抑えた方が、かえってはかどるかと思います。

熱中症を防ぐには、一口づつのこまめな水分補給が大切です。
500ミリのペットボトルの番茶に梅干1個程度の、塩分+クエン酸の酸味が、脱水を防ぎ、すみやかに体液を補います。
ハチミツレモンなどもよいでしょう。

体に熱がこもってしんどい方は、レタス、トマト、きゅうり、なす、白菜、りんご、バナナ、豆乳、豆腐、緑茶などの清熱作用のあり食べ物を摂るとよいですが、冷え性の方や、一日中クーラーのかかった部屋で涼んで折られる方は、むしろこれらの食べ物は控えてくださいね。

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