2015年1月6日火曜日

生き方のうと(1)・・・フレキシブルに生きる

生き方のうと(1)・・・フレキシブルに生きる

今年から、新たに四季折々に感じること、日々の生活から感じること、そしてストレスを良い方向へ転換するための方法など、”生き方のうと”を連載することになりました。

その第一回目は、今年の私の目標でもある”フレキシブルに生きる”です。
フレキシブルとは、辞書をひいてみますと
1,物がしなやかであるさま、柔軟性があること
2,精神や性格が柔軟なさま
3,制度や組織が融通が利くさま
とあります。
最近つくづく思うのですが、歳とともに人は頑固さを捨てて、環境に適応してゆかないと、次第に疲弊し最終的には淘汰されてしまうように思います。

例えば、1日の日課を決めて、確実にそれをこなしてゆくこと・・・それができれば最高ですが、体調が悪く予定していた時間に起きられなかったり、急な雑用が入り、予定の日課が消化できないと、”ああ~あれができていない!どこかでとりかえさなくちゃ・・・”などと考え、これがストレスになってしまうんですよね。
こんなことが何度も続くと、イヤになってしまったり、自分に自信を無くしてしまうこともあります。
これは、”きちんとやらなくちゃ!”と完璧症癖が頭をもたげてくるからだと思います。


完璧症の人は、それがうまくこなせているうちは、非常に機嫌が良く優秀ですが、何かのトラブルがあると非常に脆いという欠点があります。
例えばフィギアスケートなどを見ていても、最初のジャンプで失敗してしまうと、残りの演技が台無しになってしまう人と、失敗を重ねても、最後まで素晴らしい演技をできる人との差は何でしょうか?
それは、完璧にやらなきゃ!とプレッシャーで演技しているか、その場の一瞬一瞬を楽しんでいるかの違いではないか?
と私は思います。

実は、ガンや血管病、免疫病などは、完璧症の方にとても多いです。
歳をとればとるほど、若い頃のように体も思考も動かなくなります。
すると常にイライラや不満が募り、交感神経の緊張が強いられます。
今の自分の状況や器をよく見つめて、それを受け入れ、出来ることだけ出来たらそれでよし!
という気持ちを大切にしてゆきたいですね。
根無し草のように、全て流されてゆくのではなく、根っこはついているけれど、川の流れにもまれてもしなやかに身をくねらせながら、元気に生きている水草のようなイメージを思い描いています。

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