2016年1月13日水曜日

異常気象時の養生

異常気象時の養生

ここのところ異常な気象が続いています。
数年前から春や秋の快適な季節がほとんど無くなり、暑さ寒さが急激にに入れ替わるようになっています。
1日の気温差が10度以上ある日が増え、冬なのに日中は春の陽気、日差しは初夏のように紫外線がきついなど、考えられない気候です。
そして、来週からは急激な寒波がやってくるとのこと・・・今から用心しましょう。

このような異常な天候が体に与える影響はとても大きく、まず体温調節のための自律神経が大きく揺さぶられ、それに伴い免疫系やホルモンバランスの調整にも大きな負担がかかっている状態です。
昨年の夏過ぎから、胃腸の働きが芳しくない方が増加しており、この冬には、血圧の変動が激しい方、めまい、ふらつき、息切れ、耳鳴り、不安症などでご相談に来られる方が増えています。
また、持病の再発や突然の悪化というようなものも、天候と大いに関係しています。

まず、このような気候のときには、過労、睡眠不足、暴飲暴食、リズムとメリハリのない生活は厳禁です。
持病を持っておられる方は特に頑張りすぎや、無理な計画を立てないようご注意の上、少なくとも食事の時間と起床、就寝の時間がほぼ一定になるよう心がけてください。

★自律神経の調整能を高める方法★

1,起床時に手足のストレッチを十分に行う
2,朝日を浴びて散歩、夕日が沈む前に散歩
3,過剰な暖房よりも、着るモノで調節
4,乾布摩擦や温冷浴(湯船から出て、足先に水をかける)
5,耳と督脈の温灸マッサージ
6,生もの、アイスクリーム、甘い食べ物、冷たい食べ物などで胃腸を冷やさない
7,肝の疏泄を高めるために造血力のある食材(黒い食べ物、色鮮やかな食べ物)をとる
8,免疫力、ホルモン調整力を高める、大豆食品、ネバネバ食品、海藻、きのこ食品を取入れる
等心がけてくださいね♪

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