秋の胃腸
秋口の体調不良の1つに胃腸疾患があります。
胃、十二指腸潰瘍や胃炎、逆流性食道炎の持病を持たれる方は、9~10月は年間を通じて最も再発しやすい季節です。
これは、夏場に冷たいものを摂りすぎて、胃の温度が10度近く低下することが度々続くことにより、消化管の血流が低下し、運動が妨げられる・・・胃が重たい、消化管の停滞によりガスが発生し、詰まった感じがする。
血流低下により、粘膜の修復機能が衰え、慢性炎症を起こし易い。
また、秋口には、胃酸の分泌が盛んになり、夏場に食べられなかったような、こってりしたもの、脂質、揚げ物、濃い味付けのものなどを多食しがちです。
これがまた、ガストリンというホルモンを増やし、胃酸の分泌を増加させます。
過剰な胃酸分泌は、逆流性食道炎を起こしたり、消化管粘膜に慢性炎症を起こします。
ビールと唐揚げ、餃子などは特に要注意です!!!
この季節の胃腸の元気を保つためには、食べ過ぎを防ぎ、腹七分ほどに留めることが大切です。
胃もたれしているようなときは、玄米粥に梅干、そして大根おろしを添えるなどがお勧めです。
また、納豆、山芋、長芋、おくら、なめこ、めかぶ、もずくなどのネバネバ食品が、粘膜の潤いを補い、炎症を鎮めます。
漢方薬では、鬼菊(清胃草)という薬草が、胃腸の血流を高め、老廃物を解毒し、胃粘膜の炎症を鎮める働きがあります。
胃炎や逆流性食道炎をはじめ、頑固な便秘、慢性肝炎などにも使える処方です。
コレと同時に、粘膜の免疫を高めるために、発酵食品をしっかり摂ってください。
万寿酵素や、腸活生、腸活1,2兆などの乳酸菌製剤も有効です。
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2017年8月8日火曜日
督脈病
督脈病
督脈とは、背部背筋に沿った経絡で、陰陽12の経絡を通じさせ、外邪から身を守る働きがあります。
また、体を温め生命力を養う、上半身を下半身の気の巡りを正常化させる(心腎交通)、髄海を満たし脳を養うなどの重要な働きを持っています。
暑さ寒さの気温の変化が激しい、湿度が高い、気圧の変化が激しい・・・等、自律神経が大きく揺さぶられる環境に対応するのが督脈ですが、督脈が冷えて湿を帯びていると、環境ストレスに対応出来ず、様々な不具合が生じます。
1,運動器のトラブルが起こりやすい
頭痛、手足が痺れる、リウマチ、足腰、膝、関節の痛みが現れる
2,精神神経的なトラブルが起こりやすい
パニック発作を起こす、鬱病、気持ちが沈む、疲れやすい、不眠、朝がスッキリしない、頭が重く集中力に欠ける
3,脳のトラブルを起こしやすい
脳梗塞、パーキンソン病、認知症、物忘れ、アルツハイマー
4,自律神経的なトラブルを起こしやすい
眩暈、後頭部がモヤッとする不快感、フワフワ感、頭の詰まり、突然嫌な汗をかく、のぼせる、動悸、息苦しい、吐き気、下痢、便秘、足の冷え、むくみ等
5,免疫力が低下する
発ガン、リンパ球の低下、貧血、腫瘍マーカーがなかなか下がらない等
督脈病は、督脈が冷えや湿気で詰まり、流れが悪くなっている状態です。
ですので、その部分を温め、流れをよくし、湿を取り除いて邪を排泄する(温陽利湿活血、?風活絡止痛)ことで、上記全ての病状の回復につながります。
★松康泉で督脈を温め、タンポポ茶で湿を利水し、ショウキ温灸器で大椎を温めましょう!!!
督脈とは、背部背筋に沿った経絡で、陰陽12の経絡を通じさせ、外邪から身を守る働きがあります。
また、体を温め生命力を養う、上半身を下半身の気の巡りを正常化させる(心腎交通)、髄海を満たし脳を養うなどの重要な働きを持っています。
暑さ寒さの気温の変化が激しい、湿度が高い、気圧の変化が激しい・・・等、自律神経が大きく揺さぶられる環境に対応するのが督脈ですが、督脈が冷えて湿を帯びていると、環境ストレスに対応出来ず、様々な不具合が生じます。
1,運動器のトラブルが起こりやすい
頭痛、手足が痺れる、リウマチ、足腰、膝、関節の痛みが現れる
2,精神神経的なトラブルが起こりやすい
パニック発作を起こす、鬱病、気持ちが沈む、疲れやすい、不眠、朝がスッキリしない、頭が重く集中力に欠ける
3,脳のトラブルを起こしやすい
脳梗塞、パーキンソン病、認知症、物忘れ、アルツハイマー
4,自律神経的なトラブルを起こしやすい
眩暈、後頭部がモヤッとする不快感、フワフワ感、頭の詰まり、突然嫌な汗をかく、のぼせる、動悸、息苦しい、吐き気、下痢、便秘、足の冷え、むくみ等
5,免疫力が低下する
発ガン、リンパ球の低下、貧血、腫瘍マーカーがなかなか下がらない等
督脈病は、督脈が冷えや湿気で詰まり、流れが悪くなっている状態です。
ですので、その部分を温め、流れをよくし、湿を取り除いて邪を排泄する(温陽利湿活血、?風活絡止痛)ことで、上記全ての病状の回復につながります。
★松康泉で督脈を温め、タンポポ茶で湿を利水し、ショウキ温灸器で大椎を温めましょう!!!
2017年7月21日金曜日
梅雨明け10日は、熱中症に最も注意!!!
梅雨明け10日は、熱中症に最も注意!!!
例年より2日程早く、広い範囲で梅雨が明けました。
雨が降り足りないところもあるし、大雨の災害が出た地域もあり、どちらにしても尋常ではない気候です。
梅雨明け10日は、最も暑く湿気も多い日が続く時期と言われています。
すぐ近所まで、歩いて買い物に出ただけなのに、動悸や息切れがした・・・。
何だかクラクラッと眩暈みたいなのが来た!!!
と言われる方が、例年より増えており、これこそが熱中症のイエローカードです。
これは、クーラーで冷えた屋内から、暑い外に出たときに急激に起こりやすい症状で、寝不足、過労、血虚傾向(動物性のタンパク質の不足、あっさりした冷や麦などの食事で胃液が薄められている)のある方に起こりやすいです。
暑さのために、体に熱が籠もり、それを放熱しようとして末梢血管は拡張しています。
すると、心臓、肺、脳、消化管などの血流は不足するため、動悸、息切れ、めまい、食欲不振などの症状が出てきます。
こんな方は、コルマータQ10(心臓に多い補酵素+高麗紅参)で、心臓のポンプ力を強め、内臓への血液循環を回復させてください。
そして、この時期は寝不足や過労は禁物です。
できればお昼寝も30分程度していただきたいです。
玄米菜食等をされている方も、血が不足すると熱中症を起こしやすくなるので、白身の魚、イカ、タコ、ささみなどの良質の動物性タンパクを取入れてください。
貧血気味の方は、たまにはウナギや焼き肉で補血してくださいね。
例年より2日程早く、広い範囲で梅雨が明けました。
雨が降り足りないところもあるし、大雨の災害が出た地域もあり、どちらにしても尋常ではない気候です。
梅雨明け10日は、最も暑く湿気も多い日が続く時期と言われています。
すぐ近所まで、歩いて買い物に出ただけなのに、動悸や息切れがした・・・。
何だかクラクラッと眩暈みたいなのが来た!!!
と言われる方が、例年より増えており、これこそが熱中症のイエローカードです。
これは、クーラーで冷えた屋内から、暑い外に出たときに急激に起こりやすい症状で、寝不足、過労、血虚傾向(動物性のタンパク質の不足、あっさりした冷や麦などの食事で胃液が薄められている)のある方に起こりやすいです。
暑さのために、体に熱が籠もり、それを放熱しようとして末梢血管は拡張しています。
すると、心臓、肺、脳、消化管などの血流は不足するため、動悸、息切れ、めまい、食欲不振などの症状が出てきます。
こんな方は、コルマータQ10(心臓に多い補酵素+高麗紅参)で、心臓のポンプ力を強め、内臓への血液循環を回復させてください。
そして、この時期は寝不足や過労は禁物です。
できればお昼寝も30分程度していただきたいです。
玄米菜食等をされている方も、血が不足すると熱中症を起こしやすくなるので、白身の魚、イカ、タコ、ささみなどの良質の動物性タンパクを取入れてください。
貧血気味の方は、たまにはウナギや焼き肉で補血してくださいね。
2017年7月11日火曜日
気候ストレス警報発令中!!!
気候ストレス警報発令中!!!
ここ数年、年々気候が激しくなってゆく感じがありますが、梅雨に入ってからの体に与える影響は絶大です。
持病が悪化している人、突然の発作(脳出血や心筋梗塞など)に襲われた人、まだ寿命と思われないのに、亡くなった人・・・・などが多く、こちらも心に堪えます。
高温多湿の最近の気候が、自律神経に与える影響は多大で、ホルモン系、免疫系まで影響をもたらし、あっという間にストレス閾値を超えてしまいます。
60兆個の細胞にとってのストレスとは
1,物理的ストレス・・・暑さ寒さ、気圧の上下、湿気と乾燥、騒音、放射線、紫外線
2,化学的ストレス・・・酸アルカリ、活性酸素、薬品毒、低酸素、低栄養、高血糖
3,生物学的ストレス・・・細菌、ウイルス、炎症、発ガン、老化
4,精神的ストレス・・・不安、孤独、恐怖、情志不遂、うつ
等で、気候がこれだけ激しい・・・ということは全ての人において、ストレスレベルがレッドゾーンまできている!!!
ということなんです。
ですので、気候ストレス以外のストレスをこれ以上重ねないことが大切です!!!
とくに、心の持ち方がストレスを緩和しますので、ご参考ください。
★しんどいと感じたら、とにかく寝ることを優先する(寝不足していると、突然の発作や熱中症に見舞われやすい)
★やらねばならないと本人は思っているが、実はそれは勝手に自分で決めつけているだけのことが多い
やりたいことだけを、やればいい!!くらいの気持ちに切り替えて、無理を防ごう
★強い精神ストレスに遭遇したとき・・・不安な気持ちで過ごしても、今日一日を楽しく過ごそうと思っても、何ら状況は変わらない!
けれども、気持ちの選択次第で、未来は大いに変化する。
ここ数年、年々気候が激しくなってゆく感じがありますが、梅雨に入ってからの体に与える影響は絶大です。
持病が悪化している人、突然の発作(脳出血や心筋梗塞など)に襲われた人、まだ寿命と思われないのに、亡くなった人・・・・などが多く、こちらも心に堪えます。
高温多湿の最近の気候が、自律神経に与える影響は多大で、ホルモン系、免疫系まで影響をもたらし、あっという間にストレス閾値を超えてしまいます。
60兆個の細胞にとってのストレスとは
1,物理的ストレス・・・暑さ寒さ、気圧の上下、湿気と乾燥、騒音、放射線、紫外線
2,化学的ストレス・・・酸アルカリ、活性酸素、薬品毒、低酸素、低栄養、高血糖
3,生物学的ストレス・・・細菌、ウイルス、炎症、発ガン、老化
4,精神的ストレス・・・不安、孤独、恐怖、情志不遂、うつ
等で、気候がこれだけ激しい・・・ということは全ての人において、ストレスレベルがレッドゾーンまできている!!!
ということなんです。
ですので、気候ストレス以外のストレスをこれ以上重ねないことが大切です!!!
とくに、心の持ち方がストレスを緩和しますので、ご参考ください。
★しんどいと感じたら、とにかく寝ることを優先する(寝不足していると、突然の発作や熱中症に見舞われやすい)
★やらねばならないと本人は思っているが、実はそれは勝手に自分で決めつけているだけのことが多い
やりたいことだけを、やればいい!!くらいの気持ちに切り替えて、無理を防ごう
★強い精神ストレスに遭遇したとき・・・不安な気持ちで過ごしても、今日一日を楽しく過ごそうと思っても、何ら状況は変わらない!
けれども、気持ちの選択次第で、未来は大いに変化する。
2017年7月5日水曜日
冷麺レシピ
冷麺レシピ
トマト、ズッキーニ、ナスなど取れ立ての夏野菜をたくさん頂いたので、冷麺にしました。
冷やし中華というと、ハム、きゅうり、卵が定番で、さらに人参、トマト、ネギ、刻みノリなどはよく見かけます。
我が家は、お腹が冷えやすい家族がいるので、冷やし中華の定番は、油揚げ、高野豆腐、切り干し大根などの乾物もよく登場しますが、今日は夏野菜の冷麺です。
夏野菜は、火を入れると冷やす働きが低下し、利尿解毒効果が高まるので、冷え性向きの調理法になります。
本日は、ズッキーニとナスはごま油で炒め、冷性を少し緩和してみました。
材料
具・・・きゅうり、トマト、人参、卵とハムを炒めたもの、ズッキーニとナスのごま油炒め
麺・・・台湾の朝市で仕入れてきた、南瓜入りトウショウメン
たれ・・・めんつゆ1:玄米黒酢1、蜂蜜少々、ごま油大さじ1,すりごま、刻みネギ
平ぺったいトウショウメンは、たれの絡みがよく、とても美味しくできました。
きしめんとかでも、面白いかも・・・(笑)
2017年6月14日水曜日
梅雨時病
梅雨時病
梅雨入りしたにもかかわらず、からっとした晴天が続いています。
気分はよく有り難いはずなのに、体調を崩されている方が意外に多いです。
梅雨入り前まで、真夏の蒸し暑さだったのが、ここのところの乾燥した西風と朝晩の気温低下で、体表面の湊理が閉じてしまったために、体は汗をかけなくなり、熱と湿を溜め込みやすくなっています。
その結果、下半身が冷えて上半身がのぼせることによる、めまい、フワフワ、動悸、息切れ、耳鳴り、頭がボウッ~とする感じなどに悩まされる方が増えています。
また、消化管に余分な水分が停滞して、下痢や軟便を繰り返す症状もとても多いです。
人だけでなく、我が家のニャンズも軟便、吐き戻しなどの症状が入れ替わり立ち替わり見られます。
この時期のお助け食材は、スイカやマクワウリなどの瓜類です。
利尿効果があり、体の余分な湿熱を上手く利水してくれるので、体の重だるさがスッキリします。
冷え性の方は、冷蔵庫で冷やさずに常温でいただいてください。
さらに、トマト、キュウリなどの夏野菜をスープに入れたり、炒め物にしたりして、火を通すことにより、体を冷やす働きは低下して、利尿効果が高まるので、体が浮腫んで冷えている方にお勧めです。
漢方では、タンポポ茶や升降丹などがお勧めとなります。
足が冷えてむくみ、頭がフワフワして眩暈がする人は、足湯をしたり、足首を雑巾絞りするようにマッサージして、足を温め刺激し、上下の気を巡らせてください。
これで、この時期の大半の不調は取り除けますよ♪
梅雨入りしたにもかかわらず、からっとした晴天が続いています。
気分はよく有り難いはずなのに、体調を崩されている方が意外に多いです。
梅雨入り前まで、真夏の蒸し暑さだったのが、ここのところの乾燥した西風と朝晩の気温低下で、体表面の湊理が閉じてしまったために、体は汗をかけなくなり、熱と湿を溜め込みやすくなっています。
その結果、下半身が冷えて上半身がのぼせることによる、めまい、フワフワ、動悸、息切れ、耳鳴り、頭がボウッ~とする感じなどに悩まされる方が増えています。
また、消化管に余分な水分が停滞して、下痢や軟便を繰り返す症状もとても多いです。
人だけでなく、我が家のニャンズも軟便、吐き戻しなどの症状が入れ替わり立ち替わり見られます。
この時期のお助け食材は、スイカやマクワウリなどの瓜類です。
利尿効果があり、体の余分な湿熱を上手く利水してくれるので、体の重だるさがスッキリします。
冷え性の方は、冷蔵庫で冷やさずに常温でいただいてください。
さらに、トマト、キュウリなどの夏野菜をスープに入れたり、炒め物にしたりして、火を通すことにより、体を冷やす働きは低下して、利尿効果が高まるので、体が浮腫んで冷えている方にお勧めです。
漢方では、タンポポ茶や升降丹などがお勧めとなります。
足が冷えてむくみ、頭がフワフワして眩暈がする人は、足湯をしたり、足首を雑巾絞りするようにマッサージして、足を温め刺激し、上下の気を巡らせてください。
これで、この時期の大半の不調は取り除けますよ♪
2017年6月8日木曜日
コーヒーとのお付き合い
コーヒーとのお付き合い
薬局店頭でよくご相談を受けるのが、”コーヒーはのんでよいですか?”というもの。
コーヒーというと、カフェインが多くて良くないのでは???
という話しになりますが、カフェインは緑茶や紅茶にもたくさん含まれていますからね・・・。
コーヒーが飲みたいのだけど、コーヒーを飲んで、イライラする、動悸がする、眠れなくなる、肩が詰まってくる・・・などの血流障害を感じる方や、高血圧を気にしておられる方は、デカフェ(カフェイン抜きのコーヒー)にされれば良いと思いますよ。
私は大のコーヒー好きで、お酒は止められても、コーヒーを止めるのは辛いです。
私の場合コーヒーは
1,朝の気持ちをシャキッとさせる
2,仕事の集中力を高める
3,夜はリラックスモードで寝付きをよくする
などの理由で、1日3~6杯くらいはいただいています。
今日はコーヒーについて、カフェインではなく、クロロゲン酸(抗酸化作用の強いポリフェノール)の作用についてご紹介してみたいと思います。
コーヒーに断然多く含まれているのがクロロゲン酸で、コーヒーの複雑な旨みと香りの元になるものです。
クロロゲン酸は、細胞の酸化を防ぐポリフェノールの1つで、抗酸化、頭痛などの痛み防止作用の他、酸化防止による老化の抑制の働きを持っています。
さらに、糖尿や、コレステロールが高い方に朗報です。
食前にコーヒーを飲んでから、食事をすると、血糖値の立ち上がりを抑制します。
これは、クロロゲン酸が、糖質分解酵素の働きを抑制すること、腸管からのブドウ糖の吸収を和らげること・・・によるようです。
また、肝臓での脂肪燃焼を亢進させ、エネルギーを作り出す力を作り出します。
デスク仕事の方や、メタボを気にしておられる方は、食前や食事中、間食前などにコーヒーをブラックで飲まれるとよいかと思います。
胃に来る方は、アメリカンや薄めのドリップで。
どうしても抵抗があれば食後でもかまいません。
クロロゲン酸は、深入りのローストタイプでは少なくなりますので、浅煎り~中煎りのグアテマラや、モカマタリ、ブルーマウンテンなどがお勧めです。
インスタントよりも、やはり新鮮な豆をドリップしたものをお勧めします。
勿論、デカフェでもクロロゲン酸は含まれているので大丈夫です!!!
薬局店頭でよくご相談を受けるのが、”コーヒーはのんでよいですか?”というもの。
コーヒーというと、カフェインが多くて良くないのでは???
という話しになりますが、カフェインは緑茶や紅茶にもたくさん含まれていますからね・・・。
コーヒーが飲みたいのだけど、コーヒーを飲んで、イライラする、動悸がする、眠れなくなる、肩が詰まってくる・・・などの血流障害を感じる方や、高血圧を気にしておられる方は、デカフェ(カフェイン抜きのコーヒー)にされれば良いと思いますよ。
私は大のコーヒー好きで、お酒は止められても、コーヒーを止めるのは辛いです。
私の場合コーヒーは
1,朝の気持ちをシャキッとさせる
2,仕事の集中力を高める
3,夜はリラックスモードで寝付きをよくする
などの理由で、1日3~6杯くらいはいただいています。
今日はコーヒーについて、カフェインではなく、クロロゲン酸(抗酸化作用の強いポリフェノール)の作用についてご紹介してみたいと思います。
コーヒーに断然多く含まれているのがクロロゲン酸で、コーヒーの複雑な旨みと香りの元になるものです。
クロロゲン酸は、細胞の酸化を防ぐポリフェノールの1つで、抗酸化、頭痛などの痛み防止作用の他、酸化防止による老化の抑制の働きを持っています。
さらに、糖尿や、コレステロールが高い方に朗報です。
食前にコーヒーを飲んでから、食事をすると、血糖値の立ち上がりを抑制します。
これは、クロロゲン酸が、糖質分解酵素の働きを抑制すること、腸管からのブドウ糖の吸収を和らげること・・・によるようです。
また、肝臓での脂肪燃焼を亢進させ、エネルギーを作り出す力を作り出します。
デスク仕事の方や、メタボを気にしておられる方は、食前や食事中、間食前などにコーヒーをブラックで飲まれるとよいかと思います。
胃に来る方は、アメリカンや薄めのドリップで。
どうしても抵抗があれば食後でもかまいません。
クロロゲン酸は、深入りのローストタイプでは少なくなりますので、浅煎り~中煎りのグアテマラや、モカマタリ、ブルーマウンテンなどがお勧めです。
インスタントよりも、やはり新鮮な豆をドリップしたものをお勧めします。
勿論、デカフェでもクロロゲン酸は含まれているので大丈夫です!!!
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