2011年4月6日水曜日

穀雨までの養生法

穀雨までの養生法・・・味噌湿布

春先は肝の気が上昇しやすい時です。
陽気がよくなると、人々は活動的になり、環境の変化もあって肝はオーバーワークになります。
肝の気を養っている肝血が十分であれば問題ありませんが、不足しているといわゆる自律神経失調を起こしやすくなります。
お腹がトラブって、ガスが溜まったり、便秘したり、食欲がなくなるのも、肝の気が強すぎて、脾(消化吸収)が抑えられことで起こります。
こんな時は、お腹が冷えていて、消化管の血流がとても悪くなっているのです。

お勧めのお手当ては、味噌+こんにゃく湿布です。
味噌を薄く引き延ばし、お腹の上にのせます。
その上から、温めたコンニャクをタオルに包んでのせます。
コンニャクは板コンニャクを2枚用意し、塩ひとつまみを入れて20分ほど沸騰させて、タオルで包みます。
味噌の乳酸菌がコンニャクの熱で吸収され、お腹が動き出します。
1回30分ほど、至福の気持ちよさです。
毎日根気よく続けてくださいね。

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