2011年9月14日水曜日

秋分からの養生法

暑さ寒さも彼岸まで・・・と古来から申しますように、秋分をすぎると肌に感じる空気もぐっと秋らしくなってきます。
特に朝晩は冷え込んできますので、寝冷えなどのないよう、腹巻きや長袖の衣類を用意して寒邪に備えてください。
秋の3ヶ月間は鶏のように早く寝て、早く起きるとよい・・・とも言われています。
体をしっかり休めた後の、朝の散歩が心地よく楽しみになりますね。
ただし運動のしすぎ、汗のかきすぎは陰陽を消耗し冬に向かっての体力を損なうので要注意です。

空気が乾燥してくると、この夏湿気に苦しんだ痰湿体質の方、脾虚で食欲が落ちた方はぐっと楽になってきますよ。
体は今までの分を取り返そうとして、やたらと食欲が出てくることがありますが、食べ過ぎには気をつけてくださいね。
今の季節は、体の余熱を清め、肺を潤し、胃を益する薬膳が養生の基本となります。
蓮根と山芋のお粥を是非召し上がり、体調を整えてください。

材料
うるち米100グラム、蓮根30グラム、山芋50グラム、塩少々
作り方
1,蓮根と山芋をさいの目に切る
2,うるち米を水1000CCに入れて粥を作り、途中で1を加えてやわらかくなったら塩で味付ける
やさしく美味しいお味ですよ~~~!

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