2011年9月2日金曜日

白露からの養生法

急激な気温差に要注意

日中の暑さはとても厳しいですが、朝夕はかなり気温が下がってきました。
夜中の寝苦しさも少し軽減され、体も少しほっとしているようですね。
ところが、これからが要注意の季節です。

ひとつは夏の疲れが一気に出やすくなること・・・・。
夏に汗をかきすぎていたり、夏痩せした方、そして寝苦しく熟睡できなかった方は、ほっとするこれからの季節に大きな揺り返しがくることが多いのです。

もうひとつは、朝夕の温度差が大きくなるために、自律神経のバランスが崩れやすくなることです。
例えば、暑い屋外で過ごしたあと、急激にクーラーの効いた部屋に入ると、体の表面が冷えるために汗腺が閉じてしまい、体内の熱が籠もりやすくなります。
冷たいアイスクリームやジュースなどをたくさん摂りたくなり、胃腸は冷えるけれども、部分的な内熱がとれないため、眩暈、頭のふらつき、吐き気など、自律神経失調症状を起こしやすくなるわけです。

逆にクーラーの効き過ぎた部屋から、暑い屋外に出ても体表が冷えているために汗がかけず、場合によってはほんの数分のことで熱中症を起こすこともあります。
とにかく急激な気温変化は要注意で、これからの季節は脳梗塞、心筋梗塞等も増える時期です。
皆さん夏の猛暑で体力低下していますので、体温調節能、自律神経調整能もお疲れ気味と考えてよいのです。
胃腸が疲れている方は、脾虚を改善して体のほてりと余分な湿を除く升降丹(1ヶ月分9240円)を是非服用なさってください。
特に、のぼせる、火照る、眩暈がする、足がむくむ、膀胱炎になりやすい、疲れやすいなどの症状の方にお勧めです。
また、急激な温度変化によるストレスにはカッコウショウキサンと牛黄の併用が、この夏大変によく効きました。
頓用に常備されておかれるとよいですね♪

0 件のコメント:

コメントを投稿