2012年6月27日水曜日

小暑からの養生法 梅干しで健康を保つ


梅干しで健康を保つ

梅雨に入り、湿気が多くスッキリしないお天気が続きます。
1食べ物が腐りやすい!2カビが生えやすい!3お部屋が湿気臭い!
この季節は、人の体にも同じ状態が起こります。
即ち
1食あたりしやすい!2夏の感染症に罹りやすい、3体に湿気が溜まりやすい
がこの季節の体に現れる反応(梅雨バテ)です。

梅雨バテをしないために、毎朝1個の梅干しを食べることをお勧めします。
梅醤番茶もよし、お味噌汁に入れてもよいです。
梅干しには以下のような優れた働きがありますよ♪

1,クエン酸をはじめとする有機酸は防腐、殺菌効果があり、水分で薄まりがちな胃酸の濃度をあげて消化を助けます。
食あたりの予防、食欲不振に効果があります。

2,クエン酸回路を活性化し、疲労物質が溜まった酸性化血液を浄化するため、疲労回復に優れた働きがあります。
特に、糖分の摂りすぎと、筋肉疲労、頭の使いすぎによる疲労を中和します。

3,肝機能を助け、腸の蠕動運動を良くして、老廃物や脂肪の排泄を高めるので、体がスッキリと解毒されてゆきます。
下痢や便秘、お腹の張りやゴロゴロに悩む方、頭がスッキリしない方にお勧めします。


4,腸内の悪玉菌の繁殖を抑える働き、マクロファージを強化させる働きがあり、感染に対する免疫力が高まります。

5,梅干しに含まれる安息香酸に、鎮痛作用、降圧作用があります。

6,カルシウムの吸収を高めます。

♪いかがでしたか?
様々な効能を持つ梅干しですが、食箋としていただきますので、質の良い梅干しを食べてください。
質の良い梅干しとは、天然塩で漬けた昔ながらの梅干しのことです。
これなら、血圧を上げる心配もありません。

スーパーでよくみかける、要冷蔵の梅干しはいけません。
重曹で、酸を中和し、化学調味料、食塩で旨みを味付けしてあるもの(酸っぱくなく食べやすい梅干し)は、効果がないばかりか、毎日続けて血圧が上がることもあります。
保存食である梅干しを何故、冷蔵しなければならないのか?
そういう疑問が持てる頭を養ってくださいね!

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