2014年4月1日火曜日

風湿邪に要注意

風湿邪に要注意

この季節は、お天気がめまぐるしく変化します。
穏やかに晴れた後は、もうお天気は下り坂・・・そしてシトシトと雨が降り出すと、徐々に風が出てきて、強風とともに晴れる。
つまり、1日目・・・強風晴天 2日目・・・穏やかなポカポカ陽気 3日目・・・下り坂曇り 4日目・・・激しい雨風
と言う具合に、3~4日サイクルでお天気が変化します。

お天気の変化と体調には大きな関連があり、激しい気候の変化は、体に大きなストレスをかけるので要注意です。
特に、皆さんが油断しやすいのが、穏やかに晴れた後の、急激な雨風と気温の低下です。

温かい日の翌日は、薄着をしやすいものです。
例えば、”少しくらいなら大丈夫!”と思って、寒さを感じたり、雨風を受ける中で、洗濯物を干したり、ゴミ出しに行って、無意識のうちに雨風にさらされると、短時間のうちに、風寒湿邪が侵入します。

そのようなときの特徴は、風邪をひいた感じではないのに、頭が痛い、又は重い、目が見にくく、視界が狭い感じ。
足腰、関節がやたらと、だるく重い、足がむくみ、歩くと踵に痛みを感じる・・・・等です。
太陽膀胱経と督脈に風寒湿の邪が侵入した、このような症状は、麻黄湯+松康泉が大変によく効きます。
そして、温灸で大椎をよく温め、督脈と太陽膀胱経をさすることで、軽く汗が出始めたら、霧のようにこれらの症状が緩和します。

この治し方を知っていないと、症状が長引き、どんどんと奥に侵入して、”リウマチにでもなったのかしら?”というような不安に襲われることになりますので、雨風を決して侮らないでくださいね♪

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