2016年5月6日金曜日

口腔アレルギー症候群

口腔アレルギー症候群

花粉症の人が特定の食品を摂ってアレルギーを起こすことを口腔アレルギー症候群といいます。
最近耳にしたのは、花粉の時期にトマトを食べて口唇の粘膜が腫れたり、下痢や嘔吐をしたという事例です。
トマトはナス科の植物で、その他にもナス、ジャガ芋、唐辛子、ピーマン、パプリカなどがナス科の野菜なのですが、野菜の中で食物アレルギーを起こしやすいのが、これらナス科の野菜です。

普段は異常がないのに、花粉の時期にこれらの野菜でアレルギーを起こす人が増えるのは、杉や桧の花粉の成分(アレルゲン)と同じ成分がトマト等ナス科の野菜にも含まれているからです。
口腔アレルギー症候群は、多くの場合、果物や野菜を食べた後15分以内に、食べ物に直接接触した口唇や舌、咽頭が痒くなったり腫れたりします。
その他に、蕁麻疹が出たり、涙目、鼻水、喘息様症状、吐き気、腹痛、下痢などが現れることもあります。
重い場合は、呼吸困難が生じたり、ショックに至ることもあるので要注意です。
以下、花粉症の原因となる植物と、その時期に要注意の食べ物をご参考ください。

ハンノキ、シラカバ(1~5月)リンゴ、桃、メロンなど
杉、桧(2~5月)トマト、ナス、ジャガ芋、唐辛子、ピーマン、パプリカなど
カモガヤ、オオアワガエリ(4~10月)メロン、スイカ、キウイなど
ヨモギ(8~10月)セロリ、ニンジンなど
ブタクサ(8~10月)メロン、スイカなど

これらのアレルギーが心配な方は、粘膜を丈夫にすること、腸内環境をよくすること、酵素力、解毒力を高めることがポイント!
薬局では、
通竅・・・肺、脾、腎を整え粘膜の免疫力を高める
腸活生・・・ナノ型乳酸菌で、善玉菌を増やし腸の環境を整える
万寿酵素・・・脾胃と腸の働きを強化し、食物が大きいままの分子量で腸から吸収されるのを防ぐ
ショーキT1タンポポ茶・・・アレルゲンを糖鎖に巻き込んで解毒
等の漢方食品を取りそろえ、皆様の状況に応じて養生アドバイスをしておりますので、是非ご利用くださいませ♪

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