2012年5月9日水曜日

小満までの養生法・・・五月病(石橋を叩いても渡らない人生?)


五月の青葉が目映い季節になると、その気候の良さとは裏腹に、気分が急降下する人たちが増えてきます。
お天気がよく、みんなが楽しそうに活動しているのを見ていると、気が滅入ってしまうのだとか。

思うようにならない人生、好きなことが全くできていない、我慢したり辛抱したりしていることが多すぎる、自分ばかりがとても不幸だと思える・・・・。
こういった方々に、俗に言う五月病は出やすいです。

五月病に罹りやすい方々は、神経症的な性格を持っています。
その特徴とは
1,何事もきちんと完璧にこなさないと気が済まない
2,まじめでとても几帳面、臨機応変的な融通が利きにくい
3,失敗を極度に恐れたり、人からの評価がとても気になる
4,過ぎたことや、先のことまで気になり、身動きできない
5,あれもダメ、これもダメと、思考が消去法的になりがちで、こうすればできる、これなら少しいけそうだ・・・という希望的発想が浮かびにくい
6,成功した人の陰の努力をあまり見ようとしない、あるいは自分にはとてもそんな努力は無理とあきらめがち
7,プライドがかなり高く、成功したいが、あくせくしている姿を人に見せたくない
8,思い切った投資ができない
等々

このような性格パターンに陥っていると、脳は”ああでもない、こうでもない”と常にグルグルと考え、結局は答えが出ず、ものすごく疲れるんですよね・・・。
小さい頃に、四角四面に厳しく育てられ、失敗するととても叱られた・・・などの体験があると、このような性格パターンが出来上がってしまうのかもしれません。

まずは、人生は楽しまなきゃ損!くらいに思うことですね。
失敗は恥ずかしいことじゃないし、成功への足がかりです。
必死になって努力することは格好悪いのではなく、むしろ素敵です。
完璧な路線じゃなくても、まずは行けそうな路線に乗ってしまえば、いいじゃないですか?
動き出せば、景色も変わり、考えも変わってくることがある・・・そうすればまた、その時点で乗り換えればOK!
常に、今を生きてゆきましょうよ♪未来は今の連続ですから、今を努力すれば、必ず夢に近づいていくものです。

人生、色々な生き方がありますが、私個人は、”線香も焚かな、屁もこかず!”という無難で平穏な人生は嫌いです。
そういう人を見ると、”お~い、生きとるケェ~!”と言ってしまいますね(苦笑)
人間だから、喜怒哀楽あって当然だし、それが自然なのでは?
従って、私の人生って、失敗だらけですし、恥かきまくりですよ・・・でもうまくいったときの喜びは大きいですヨ♪

季節に四季があるように、感情にも七情(喜、怒、憂、悲、思、恐、驚)があります。

通常、これらは振り子のようにバランスをとっているのですが、プラス方向への欲求ばかりが強いと、この振り子がバランスを崩してしまうんですね。
失敗や嫌と思える出来事も自然のうちなので、当たり前として受け入れることで、とても自然体な楽な人生になりますヨ♪

★保健室からのお勧め♪

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