2016年3月22日火曜日

春先のトラブル1・・・春先に腫瘍マーカーが上昇しやすいのは?

春先のトラブル1・・・春先に腫瘍マーカーが上昇しやすいのは?

今まで順調であったのに、2月~5月にかけて腫瘍マーカーが上昇傾向になる方が続出します。
腫瘍マーカーは、組織において炎症があるために代謝されてくるものの値と捉えることができるので、ガンの勢いばかりでなく、炎症の助長により上昇することがわかっています。

春先は、冬場に脂肪組織に溜められた化学物質や、解毒されきれていないものが、雪解け水のように一気に溢れだしてきます。
それに加え、花粉や黄砂も飛び交い、毎日の食毒も入ってきます。
また、1年の内で環境の変化が最も激しいのもこの季節で、そのストレスにより肝臓は様々なものを解毒せねばならずに、オーバーヒートしがちです。
この解毒が追いついていかないと、組織に汚れが生じて、炎症を起こしやすくなります。


体調は悪くないのに、マーカーだけが上昇するとき、一喜一憂せずに解毒の養生を丁寧に行ってください。
具体的には、
1,タンポポ茶や切り干し大根茶、玄米のような解毒メニューをとりいれてゆく
2,甘いもの、油物、添加物の多いインスタント食品をなるべく入れない
3,大根おろしやりんごおろし、味噌、万寿酵素など発酵食品で解毒を助ける
4,リンパ節の温灸手当てや、経絡リンパ体操を取入れる
5,座浴により、肝腎に血を集中させる
6,ビワの葉を肝腎に湿布したり、ビワ温灸を取入れる
7,午後10時には床につく・・・・等

春は気も上に昇り、体の上半身に炎症が起こりやすく、様々なトラブルが生じやすいです。
マーカーが上昇している方は、解毒が手一杯になっていると捉え、これ以上の無理のしすぎ(次々に予定を入れる、気持ちが頑張りすぎるなど)をやめて、体をいたわることで、梅雨の声をきくあたりに値が落ちてくる傾向にありますので、養生に専念なさってくださいね。

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