2016年3月2日水曜日

酸化油脂中毒に気をつけて!

酸化油脂中毒に気をつけて!

先日、古い油に当たって、一晩中、腹痛と気持ち悪さ、下りに苦しみ翌日も丸1日ダメ!
という情けない事態を経験しました(苦笑)
もともと、炒め物にはごく少量のオリーブ油しか用いないし、天ぷらは盆と正月にやるかやらないか程度の頻度のため、お中元か何かでいただいたヘルシー何とか・・という油が少量残っていたようで、家の者がそうとは知らず、パスタのゆで麺に小さじ1ほど絡ませたようでした。
後からその油をみたら、強烈な酸化臭がしていたのですが・・・鼻が詰まっていたらしく・・・(涙)
症状は、その12時間後くらいから出て、食べた人間だけに限定されていたので、まさしくその油が原因です。

酸化油脂は化学性食中毒の一種で、過酸化物分解生成物であるヒドロペルオキシアルケナール等がアミノ酸と結合して
1,生体内の酵素を不活性化
2,血球を破壊
3,肝臓、腎臓、肺、脾臓、胆のうなどの臓器の細胞を障害、ひどければ壊死
4,腸管内壁を障害
等、ごく少量でも猛毒となる化学反応を体で引き起こします。
酸化油は本当に怖いですよ!!!
皆さん、換気扇に付着したベタベタの油が消化管や血管壁に作用する怖さ・・・容易に連想できるでしょう。

天ぷら油等の使い回し、期限がきていなくても日光の当たる場所や、暖気にふれやすい場所においてあれば、自然酸化が加速されています。
その他に、インスタントラーメン、揚げ菓子、みりん干し、乾物製品、ナッツなどの製品の酸化にも要注意です。
また、中毒が多いのは、冷凍食品の酸化です。
冷凍食品には、トランス脂肪酸、植物油脂、ラード、各種添加物が大量に使われており、冷凍してあるから大丈夫!という考えは甘く、長期間の冷凍により、中の油脂が劣化して中毒を起こすことがあるので、油断してはいけません。

私がこの二日間で使用した薬剤は
1,葛根湯、五苓散、桂枝加芍薬湯、鬼菊・・・主に下痢、腹痛、吐き気に
2,タンポポ茶・・・解毒促進
3,万寿酵素・・・酵素失活のための補給
4,腸活生・・・腸内細菌の整え
5,DHAアルガトリウム・・・酸化抑制、中和・・・・・・等
薬が我が家で処方できてよかったです(冷汗)

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