意識は良薬にも毒藥にもなる
先日、姫路にて木元聖花先生主催の”WAHAHAの会”にて、末期ガンを養生で治された春名伸司さんのお話がありました。
春名さんのお話は、何度聞いても常に新しい発見があります。
春名さんは、末期ガンを宣告されたときに、今まで気丈で自分の感情を表に表すことがなかった人なのに、全人格を否定された気持ちになり、男泣きに泣いた・・・とおっしゃいました。
病院では助からない・・・と余命宣告までされた春名さんは、あらゆる書物を買いあさり、自分で治す方法を模索されましたが、読めば読むほど迷いが生じ、何をやってよいのかわからなくなり、気持ちが欝に傾いていった・・・と言われます。
そんなとき春名さんは、このような迷いが生じる原因を、心の問題だと気付かれました。
最良の方法があるはずだ・・・と勉強しすぎると、収支がつかなくなるのは、完璧を目指すために時間を浪費するからだと思われます。
完璧を目指すことは、1日のタイムスケジュールを細かく計画することと大変に似ており、ひとたび小さなズレが生じると、その調整に時間を要し、徒労となります。
春名さんは、まず今の自分を、ありのままに受け入れることを試みられました。
そして、自分にできることは、これとこれ!というように直感で決意をされたといいます。
春名さんが実行されたのは
1,気功を取入れて、体を動かし気を巡らすこと
2,朝晩2回の入浴で、体を温めること
3,毎朝鏡をみて、笑顔を作ること
4,食養生(甘い物、油ものを控え、玄米を取入れる、少食、100回かむ)
5,自分をいつもほめてあげる
6,人間関係において、オホホ・・・ありがとう!アハハ・・・ごめんなさい!ウフフ・・・~さんのおかげね♪を実行
の6つです。
それをひたすら、淡々粛々と実行され、ついには末期ガンから生還され、完治にいたり、現在はその語り部として、ボランティアで全国を行脚されています。
現在、闘病中の方々は、”えっ?病院でもお手上げだと言われた病気がそんなことで治るの?”と思われるかもしれません。
また、養生を取入れているけれど、半信半疑・・・と言う方も多いのではないでしょうか?
春名さんは、今回”意識は特効薬にもなるし、毒藥にもなる!”と言われました。
私もその言葉に強く共感いたします。
いつも患者さんに申し上げるのは、”治ろうと思う気持ちが、病を治すのですよ!養生に手遅れはありません、始めたその日が底で、あとは畳の目のごとく、体が変化してゆきます!”という言葉です。
簡単な例えをお話いたしましょう。
フルートは私のあこがれの楽器でしたが、20代の頃、挑戦をしたものの、全く良い音が出ず、諦めました・・・やっぱりなって(苦笑)
ところが50歳を目の前にしたとき、辛い病気で悩んでおられる患者さんに、下手でもかまわないから、話だけでなく音楽で気持ちを和んでいただくことができたらいいなあ!
と直感的に思い、何度か諦めたフルートを、毎日ひたすら練習しはじめました。
習いだした1ヶ月後には、東洋医学講座の生徒さん70人の前で、その日が講座の最終日でしたので、”蛍の光”を息も絶え絶えになりながら吹きました。
ところが、皆さんは笑わず、全員が大合唱してくださり、”先生、ありがとう!”と大きな拍手をくださったのです。
このときの、恥ずかしさと、喜びが原動力になり、養生講演の後や、ご相談の後、そしていつもフルートを持参して、許されればいつでも演奏をするようになりました。
”フルートを演奏するようになりたい!”・・・その意識を持っただけで、素晴らしい師匠との出会いや、プロのミュージシャンとのご縁も不思議とついてきました。
意識の力とは、そのようなものです。
私たちの体のメタボリズムは、感情という信号を受け取り、それに見合うホルモン、酵素、神経伝達物質、免疫物質を分泌しています。
本日のキーワードは”意識は良薬にも毒藥にもなる!”です。
この言葉は、養生の中枢ですね!!!
2015年3月31日火曜日
2015年3月24日火曜日
三寒四温とストレス
三寒四温とストレス
ここのところ、急激に温かくなったり、また冬に逆戻りしたり・・・の激しいお天気が続いています。
春先はこのような変化を繰り返しながら、少しづつ暖かくなってゆくのですが、40歳も半ばを超えると、このような気温の過激な変化そのものがストレスになってゆきます。
10度を超えるような気温の日内変動は、自律神経の反応を揺さぶり、それ自体がストレスとなって、交感神経が過剰緊張しやすくなります。
暖かくなって、血圧も下がり気持ちも緩むはずなのに、逆に血圧が上がる、気が逆上する、のぼせる、じっとしていられない、眠りが浅く疲れがとれない・・・などの症状に悩まされやすくなります。
加齢に伴い、副交感神経の働きは低下するので、季節の変わり目に体調を崩さないためには、副交感神経の働きをアップさせる生活養生を取入れることがポイントとなります。
その1・・・息を吸ったら、その5倍ほどの長さで息を吐く
その2・・・お腹、鼠径部、太ももの間など陰側を温灸やユタンポで温める
その3・・・寝る前に、四つんばいで体を回し、骨盤を緩め筋肉の緊張をほぐしてから床につく
その4・・・玄米、野菜、きのこ、海藻など繊維が多く腸管を刺激する食べ物、味噌、納豆などの発酵食品で腸の運動を促進し、副交感神経を刺激する
その5・・・腹七分、寝る3時間前に夕食をすませるなどで、良質な睡眠を心がける
その6・・・三寒四温の時期はしゃべりも、行動ものんびり・・・予定を入れすぎない工夫も大切
など、ご参考ください。
そして、新ノーゲンで自律神経を養ってくださいね♪
ここのところ、急激に温かくなったり、また冬に逆戻りしたり・・・の激しいお天気が続いています。
春先はこのような変化を繰り返しながら、少しづつ暖かくなってゆくのですが、40歳も半ばを超えると、このような気温の過激な変化そのものがストレスになってゆきます。
10度を超えるような気温の日内変動は、自律神経の反応を揺さぶり、それ自体がストレスとなって、交感神経が過剰緊張しやすくなります。
暖かくなって、血圧も下がり気持ちも緩むはずなのに、逆に血圧が上がる、気が逆上する、のぼせる、じっとしていられない、眠りが浅く疲れがとれない・・・などの症状に悩まされやすくなります。
加齢に伴い、副交感神経の働きは低下するので、季節の変わり目に体調を崩さないためには、副交感神経の働きをアップさせる生活養生を取入れることがポイントとなります。
その1・・・息を吸ったら、その5倍ほどの長さで息を吐く
その2・・・お腹、鼠径部、太ももの間など陰側を温灸やユタンポで温める
その3・・・寝る前に、四つんばいで体を回し、骨盤を緩め筋肉の緊張をほぐしてから床につく
その4・・・玄米、野菜、きのこ、海藻など繊維が多く腸管を刺激する食べ物、味噌、納豆などの発酵食品で腸の運動を促進し、副交感神経を刺激する
その5・・・腹七分、寝る3時間前に夕食をすませるなどで、良質な睡眠を心がける
その6・・・三寒四温の時期はしゃべりも、行動ものんびり・・・予定を入れすぎない工夫も大切
など、ご参考ください。
そして、新ノーゲンで自律神経を養ってくださいね♪
2015年3月13日金曜日
ココナッツオイルの特性
ココナッツオイルの特性
脂肪酸には、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸があり、飽和脂肪酸は常温で固体で脂、不飽和脂肪酸は、常温で液体で油と書かれます。
動物性の飽和脂肪酸は、からだに吸収されやすく、非常時のエネルギー源として使われる反面、体に蓄積されやすく、摂りすぎに注意が必要です。
ココナッツオイルも飽和脂肪酸なのですが、植物性の飽和脂肪酸で、性質が異なります。
ココナッツオイルは、炭素数が8~12個の中鎖脂肪酸を6割程度含んでおり、長鎖脂肪酸の4倍の速さで吸収され、10倍の速さでエネルギー代謝されるために、中性脂肪に変換されにくい性質があります。
糖質を抑えながら、中鎖脂肪酸を摂取すると、中鎖脂肪酸が肝臓で分解されてできるケトン体が正常細胞のエネルギー源となります。
特に、大量のエネルギーを必要とする脳の神経細胞では、ケトン体がグルコースにかわってエネルギー源になります。
アルツハイマー病では、脳の神経細胞が変性し、グルコースを利用できない状況にあり、3型糖尿病とも呼ばれます。
これにかわるエネルギー源として、ケトン体を利用し、脳細胞を養うことにより、脳の働きが回復に向かう症例が報告されています。
脳の神経細胞の変性は、日々発生する活性酸素と、過剰な糖分がタンパク質を変性させることにより起こり、50代から進み始めていると言われまが、中鎖脂肪酸を上手く取り入れ、糖質の過剰摂取を減らすことで、アルツハイマーをはじめとする老化を遅らせる可能性があります。
中鎖脂肪酸は、活性酸素を除去する、SODやカタラーゼなどのアンチエイジング酵素群を活性化する働きも報告されています。
そしてもうひとつ注目していただきたいのは、解糖系を利用して増殖するガン細胞は、ケトン体を利用することができないことです。
糖質の摂取を減らし、ケトン体からのエネルギー産生を行うことは、ガン細胞の兵糧攻めの養生として提案できます。
しかし、肝臓もケトン体を利用することができないため、極端に糖質を全て制限する・・・などの極論はお勧めできません。
少々難しい表現になってしまったので、以下にココナッツオイルをお勧めしたい方、そしてその取入れ方を提案してみます。
1,ガンの養生中で、経過が芳しくない、あるいは甘い物や精製された炭水化物が止められない方
2,アルツハイマー病や、認知症が心配な方
3,うつ病、パーキンソン病、パニック症、やる気が起きない・・・など精神疾患でお悩みの方
4,糖尿病予備軍の方
5,メタボを気にしておられる方
6,アンチエイジング希望の方
ココナッツオイルは、料理に使っても美味しいですが、手軽な取入れ方として、毎食前に大さじ1ほどを、コーヒーや番茶、白湯などに溶かして飲んでみてはいかがでしょうか?
また、おやつが無性に食べたくなったときに、同様にして飲んでもOK!
速やかに脳のエネルギー源になり、イライラや甘い物を食べたい欲求がおさわります。
1~6の程度が進んでいる方は、夕食のみ炭水化物(玄米なども含む)を控えます。
尚、摂取量によっては下痢が起こることもありますので、少なめからはじめて、自分の適量を調整することが大切です。
脂肪酸には、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸があり、飽和脂肪酸は常温で固体で脂、不飽和脂肪酸は、常温で液体で油と書かれます。
動物性の飽和脂肪酸は、からだに吸収されやすく、非常時のエネルギー源として使われる反面、体に蓄積されやすく、摂りすぎに注意が必要です。
ココナッツオイルも飽和脂肪酸なのですが、植物性の飽和脂肪酸で、性質が異なります。
ココナッツオイルは、炭素数が8~12個の中鎖脂肪酸を6割程度含んでおり、長鎖脂肪酸の4倍の速さで吸収され、10倍の速さでエネルギー代謝されるために、中性脂肪に変換されにくい性質があります。
糖質を抑えながら、中鎖脂肪酸を摂取すると、中鎖脂肪酸が肝臓で分解されてできるケトン体が正常細胞のエネルギー源となります。
特に、大量のエネルギーを必要とする脳の神経細胞では、ケトン体がグルコースにかわってエネルギー源になります。
アルツハイマー病では、脳の神経細胞が変性し、グルコースを利用できない状況にあり、3型糖尿病とも呼ばれます。
これにかわるエネルギー源として、ケトン体を利用し、脳細胞を養うことにより、脳の働きが回復に向かう症例が報告されています。
脳の神経細胞の変性は、日々発生する活性酸素と、過剰な糖分がタンパク質を変性させることにより起こり、50代から進み始めていると言われまが、中鎖脂肪酸を上手く取り入れ、糖質の過剰摂取を減らすことで、アルツハイマーをはじめとする老化を遅らせる可能性があります。
中鎖脂肪酸は、活性酸素を除去する、SODやカタラーゼなどのアンチエイジング酵素群を活性化する働きも報告されています。
そしてもうひとつ注目していただきたいのは、解糖系を利用して増殖するガン細胞は、ケトン体を利用することができないことです。
糖質の摂取を減らし、ケトン体からのエネルギー産生を行うことは、ガン細胞の兵糧攻めの養生として提案できます。
しかし、肝臓もケトン体を利用することができないため、極端に糖質を全て制限する・・・などの極論はお勧めできません。
少々難しい表現になってしまったので、以下にココナッツオイルをお勧めしたい方、そしてその取入れ方を提案してみます。
1,ガンの養生中で、経過が芳しくない、あるいは甘い物や精製された炭水化物が止められない方
2,アルツハイマー病や、認知症が心配な方
3,うつ病、パーキンソン病、パニック症、やる気が起きない・・・など精神疾患でお悩みの方
4,糖尿病予備軍の方
5,メタボを気にしておられる方
6,アンチエイジング希望の方
ココナッツオイルは、料理に使っても美味しいですが、手軽な取入れ方として、毎食前に大さじ1ほどを、コーヒーや番茶、白湯などに溶かして飲んでみてはいかがでしょうか?
また、おやつが無性に食べたくなったときに、同様にして飲んでもOK!
速やかに脳のエネルギー源になり、イライラや甘い物を食べたい欲求がおさわります。
1~6の程度が進んでいる方は、夕食のみ炭水化物(玄米なども含む)を控えます。
尚、摂取量によっては下痢が起こることもありますので、少なめからはじめて、自分の適量を調整することが大切です。
2015年3月4日水曜日
老化を防ぐ習慣を身につけよう
老化を防ぐ習慣を身につけよう
歳を重ねれば重ねるほど、不適正な生活習慣による生活習慣病(ガン、血管疾患、アレルギー等)にかかる率が高まります。
生活習慣病を予防することは、即ち老化を予防し、老いても健やかに生きることにつながります。
老化を防ぐ習慣を、クセにしてしまえば、怖いものなしですね?
そんな5つの食習慣、5つの生活習慣、5つの精神習慣をご案内します。
名付けてゴー、ゴー、ゴーで病知らず!!!是非ご参考くださいね♪
食習慣
1,食事は、決まった時間によく噛んで腹7分
2,炭水化物は食事の後半、甘いおやつは間食せず、食後に少しにして、血糖値の立ち上がりを防ぐ
3,大豆製品を中心とした植物性タンパク:魚、肉、卵などの動物性タンパクが2:1
4,揚げ物料理の割合を減らし、青魚、アマニ油、オリーブ油、ココナッツ油などを取り入れてゆく
5,新鮮な野菜、きのこ、海藻、発酵食品、蒟蒻、乾物など腸を掃除する食品を取り入れる
生活習慣
1,早寝早起きで、解毒スッキリ!朝から充実!
2,息が上がるほど、運動を頑張ってしない
3,1曲3分の間、八の字体操で下半身を鍛える
4,湯船につかって、体をいたわり、じんわり汗をかいたら上がる
5,首筋~肩、手首、足首と耳のマッサージで、老化予防
精神習慣
1,1日1回ありがとう、お陰様発見、良いことみつけ、一言良いこと日記
2,我慢は心の便秘!自分もOK,他人もOKで免疫アップ
3,不平、不満、怒りは、自分の細胞を傷つけることを知っておくだけでOK!
4,腹がたったらまず深呼吸!夜はくよくよ考えるのを止めて、寝る!
5,良い音楽、綺麗なもの、良い香り、美味しいもの、心を潤すもの・・・感動は生きる栄養
歳を重ねれば重ねるほど、不適正な生活習慣による生活習慣病(ガン、血管疾患、アレルギー等)にかかる率が高まります。
生活習慣病を予防することは、即ち老化を予防し、老いても健やかに生きることにつながります。
老化を防ぐ習慣を、クセにしてしまえば、怖いものなしですね?
そんな5つの食習慣、5つの生活習慣、5つの精神習慣をご案内します。
名付けてゴー、ゴー、ゴーで病知らず!!!是非ご参考くださいね♪
食習慣
1,食事は、決まった時間によく噛んで腹7分
2,炭水化物は食事の後半、甘いおやつは間食せず、食後に少しにして、血糖値の立ち上がりを防ぐ
3,大豆製品を中心とした植物性タンパク:魚、肉、卵などの動物性タンパクが2:1
4,揚げ物料理の割合を減らし、青魚、アマニ油、オリーブ油、ココナッツ油などを取り入れてゆく
5,新鮮な野菜、きのこ、海藻、発酵食品、蒟蒻、乾物など腸を掃除する食品を取り入れる
生活習慣
1,早寝早起きで、解毒スッキリ!朝から充実!
2,息が上がるほど、運動を頑張ってしない
3,1曲3分の間、八の字体操で下半身を鍛える
4,湯船につかって、体をいたわり、じんわり汗をかいたら上がる
5,首筋~肩、手首、足首と耳のマッサージで、老化予防
精神習慣
1,1日1回ありがとう、お陰様発見、良いことみつけ、一言良いこと日記
2,我慢は心の便秘!自分もOK,他人もOKで免疫アップ
3,不平、不満、怒りは、自分の細胞を傷つけることを知っておくだけでOK!
4,腹がたったらまず深呼吸!夜はくよくよ考えるのを止めて、寝る!
5,良い音楽、綺麗なもの、良い香り、美味しいもの、心を潤すもの・・・感動は生きる栄養
2015年2月25日水曜日
切り干し大根と干し椎茸の解毒茶
切り干し+干し椎茸の解毒茶
乾物に含まれるセルロース、リグニン、エルゴステロール、βグルカンなどは、善玉のコレステロールを増やす働き、骨を丈夫にする働きの他、脂質代謝を促進する働きがあります。
脂質代謝が促進されるということは、脂肪組織に溜められた水銀、鉛などの有害金属、ダイオキシン、環境ホルモン、化学薬品、添加物などの毒の解毒排泄も高めます。
片手に握れるくらいの切り干し大根と、干し椎茸3個を1000CCほどの水から20分ほど煎じ、半量ほどに煮詰めたものを、味を付けずにお茶としていただきます。
空腹時や入浴前、お手当て前に、お湯のみ1杯ほど1日2~3回いただきます。
乳ガン、子宮ガン、前立腺ガンなど、ホルモン系のガンの方や、大腸ガンの方、そして、中性脂肪が高い方や胆石の方にもお勧めします。
日頃から乳製品や肉類を摂りすぎる方にもよいです。
また会食などの次の食事を、この手当てにしてもOKです。
乾物に含まれるセルロース、リグニン、エルゴステロール、βグルカンなどは、善玉のコレステロールを増やす働き、骨を丈夫にする働きの他、脂質代謝を促進する働きがあります。
脂質代謝が促進されるということは、脂肪組織に溜められた水銀、鉛などの有害金属、ダイオキシン、環境ホルモン、化学薬品、添加物などの毒の解毒排泄も高めます。
片手に握れるくらいの切り干し大根と、干し椎茸3個を1000CCほどの水から20分ほど煎じ、半量ほどに煮詰めたものを、味を付けずにお茶としていただきます。
空腹時や入浴前、お手当て前に、お湯のみ1杯ほど1日2~3回いただきます。
乳ガン、子宮ガン、前立腺ガンなど、ホルモン系のガンの方や、大腸ガンの方、そして、中性脂肪が高い方や胆石の方にもお勧めします。
日頃から乳製品や肉類を摂りすぎる方にもよいです。
また会食などの次の食事を、この手当てにしてもOKです。
2015年2月17日火曜日
薬物乱用とオキシトシン
薬物乱用とオキシトシン
先日、学校薬剤師の仕事の一環として、”薬物乱用出前講座”を依頼され、担当小学校にて講義をしてきました。
6年生の児童70名ほどが、”薬物乱用!ダメ!絶対ダメ!”のビデオを見た後、私の話を熱心に聴いてくれました。
いけないこと、恐ろしいことがわかっているのに、薬物乱用に手を出してしまう心理は、無差別殺人や、愉快殺人、むしゃくしゃして誰でもよかった!などと青少年が殺人に手を染めてしまう事件と非常に共通しています。
こういった青少年の過去をたどってみると、幼児期に虐待にあっていたり、十分な愛情を受けられない環境であったために、前頭葉のある部分(社会性を培う部分や、悪いことを悪いと判断し、行動を抑制する部分)の成長がうまくいかず、線条体への働きかけが低下して、抑制できない行動パターンに出やすいことがわかってきています。
母親が我が子に授乳するとき、我が子がどんな状態であろうと丸ごと受け入れて、無条件の愛をもって、子どもを育てますが、そのときに母親にも、子どもにも、オキシトシンというホルモンが分泌され、リラックス、幸福感、自分は愛されているという気持ちを培う脳が形成されてゆくといいます。
言い換えれば、オキシトシンは、愛情ホルモンであり、人が相手の立場を思いやりながら、社会で人間関係を保ってゆくための大切な働きをしています。
愛情ホルモンをたっぷり受けて育っていないと、人への思いやり、自分への思いやりも形成されず、自暴自棄になってしまい、いけないと言われることに手を出してしまう心理が芽生えます。
このような青少年に対して、最近ではオキシトシンの点鼻噴霧により、社会性を担う脳を形成してゆく治療が試みられています。
私はこの日、6年生の皆さんに、”背中のほんわか撫で撫で”のお話をしました。
朝起きたら、顔を合わせた家族や友人に”おはよう”と声をかけながら、お互いに首~背中の肩胛骨と肩胛骨の間あたりを、やさしく撫でましょう!
”いつもありがとう””今日もお疲れ様やったね!”などのねぎらいの言葉をかけながら、撫でるのも効果があります。
実は背中の督脈沿いをさすると、セロトニンやオキシトシンなどのホルモンが分泌され、気持ちが穏やかになってくることがわかっています。
また、犬や猫などの動物を抱っこしたり、可愛がったりすることにも同様の効果があります。
こんなお話をしながら、講義の最後に、フルートで”ひこうき雲”を演奏しました。
”みんなが今日の大切な心のお話を忘れないように、愛情をこめて演奏します”と。
皆さん、一緒に口ずさんでくれて、”僕たち、私たちは、何があっても怖い薬物に絶対に手をだしません!”と誓ってくれる、思い出の1日になりました。
先日、学校薬剤師の仕事の一環として、”薬物乱用出前講座”を依頼され、担当小学校にて講義をしてきました。
6年生の児童70名ほどが、”薬物乱用!ダメ!絶対ダメ!”のビデオを見た後、私の話を熱心に聴いてくれました。
いけないこと、恐ろしいことがわかっているのに、薬物乱用に手を出してしまう心理は、無差別殺人や、愉快殺人、むしゃくしゃして誰でもよかった!などと青少年が殺人に手を染めてしまう事件と非常に共通しています。
こういった青少年の過去をたどってみると、幼児期に虐待にあっていたり、十分な愛情を受けられない環境であったために、前頭葉のある部分(社会性を培う部分や、悪いことを悪いと判断し、行動を抑制する部分)の成長がうまくいかず、線条体への働きかけが低下して、抑制できない行動パターンに出やすいことがわかってきています。
母親が我が子に授乳するとき、我が子がどんな状態であろうと丸ごと受け入れて、無条件の愛をもって、子どもを育てますが、そのときに母親にも、子どもにも、オキシトシンというホルモンが分泌され、リラックス、幸福感、自分は愛されているという気持ちを培う脳が形成されてゆくといいます。
言い換えれば、オキシトシンは、愛情ホルモンであり、人が相手の立場を思いやりながら、社会で人間関係を保ってゆくための大切な働きをしています。
愛情ホルモンをたっぷり受けて育っていないと、人への思いやり、自分への思いやりも形成されず、自暴自棄になってしまい、いけないと言われることに手を出してしまう心理が芽生えます。
このような青少年に対して、最近ではオキシトシンの点鼻噴霧により、社会性を担う脳を形成してゆく治療が試みられています。
私はこの日、6年生の皆さんに、”背中のほんわか撫で撫で”のお話をしました。
朝起きたら、顔を合わせた家族や友人に”おはよう”と声をかけながら、お互いに首~背中の肩胛骨と肩胛骨の間あたりを、やさしく撫でましょう!
”いつもありがとう””今日もお疲れ様やったね!”などのねぎらいの言葉をかけながら、撫でるのも効果があります。
実は背中の督脈沿いをさすると、セロトニンやオキシトシンなどのホルモンが分泌され、気持ちが穏やかになってくることがわかっています。
また、犬や猫などの動物を抱っこしたり、可愛がったりすることにも同様の効果があります。
こんなお話をしながら、講義の最後に、フルートで”ひこうき雲”を演奏しました。
”みんなが今日の大切な心のお話を忘れないように、愛情をこめて演奏します”と。
皆さん、一緒に口ずさんでくれて、”僕たち、私たちは、何があっても怖い薬物に絶対に手をだしません!”と誓ってくれる、思い出の1日になりました。
2015年2月3日火曜日
アトピーの悩み養生法
アトピーの悩み養生法
節分をすぎると、春の陽気が強くなります。
私たちの体も、雪解けの水と同じで、これからは冬場に溜めた様々な毒素が解毒代謝されてくる時期に入り、通常の経路からの解毒が、冷えやストレスで追いつかなくなると、皮膚に代謝されてきます。
特に抗生剤や、ホルモン剤、添加物などの薬品毒は、脂肪組織に溜められており、脇や乳首、耳の中や周辺の頭部、お臍周り、陰部などのアポクリン腺から代謝されます。
乳首のただれは、乳製品の毒(乳製品に含まれる抗生剤や環境ホルモン)が、乳首から排毒されることが多いですから、乳製品は治るまで厳禁です。
(牛乳、アイスクリーム、プリン、カステラ、ケーキ、クッキーなどの洋菓子)
ヨーグルト、チーズは発酵していますので、少量ならかまいませんが、できれば落ち着くまでは控えた方がよいです。
マーガリンやショートニングなどのトランス脂肪酸と、砂糖を使った食品やジュースを控えるように養生なさってください。
これらの食品は、炎症を助長させ、なかなか治らない体質を作ってしまうので、酷なようですが要注意食品です。
症状が出ているときは、チョコレート一粒でも激しく悪化することがありますので、気をつけてください。
タンポポ茶による排毒と、通竅にて肺、脾、腎を強化して粘膜に炎症を鎮めます。
便秘や下痢、軟便があったり、便が臭う方は、ナノ型乳酸菌で、腸内環境を整えましょう♪
節分をすぎると、春の陽気が強くなります。
私たちの体も、雪解けの水と同じで、これからは冬場に溜めた様々な毒素が解毒代謝されてくる時期に入り、通常の経路からの解毒が、冷えやストレスで追いつかなくなると、皮膚に代謝されてきます。
特に抗生剤や、ホルモン剤、添加物などの薬品毒は、脂肪組織に溜められており、脇や乳首、耳の中や周辺の頭部、お臍周り、陰部などのアポクリン腺から代謝されます。
乳首のただれは、乳製品の毒(乳製品に含まれる抗生剤や環境ホルモン)が、乳首から排毒されることが多いですから、乳製品は治るまで厳禁です。
(牛乳、アイスクリーム、プリン、カステラ、ケーキ、クッキーなどの洋菓子)
ヨーグルト、チーズは発酵していますので、少量ならかまいませんが、できれば落ち着くまでは控えた方がよいです。
マーガリンやショートニングなどのトランス脂肪酸と、砂糖を使った食品やジュースを控えるように養生なさってください。
これらの食品は、炎症を助長させ、なかなか治らない体質を作ってしまうので、酷なようですが要注意食品です。
症状が出ているときは、チョコレート一粒でも激しく悪化することがありますので、気をつけてください。
タンポポ茶による排毒と、通竅にて肺、脾、腎を強化して粘膜に炎症を鎮めます。
便秘や下痢、軟便があったり、便が臭う方は、ナノ型乳酸菌で、腸内環境を整えましょう♪
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